克克トーク集 そのいち(No.1~100)
List
  1.あるいつもの朝 2.あるいつもの夜 3.あるいつもの日 4.白熱 5.こぶたぬきつねこ
  6.お前のものは俺のもの 7.終わりたくない 8.キスガスキ 9.よくぼうがんぼう 10.凶悪
  11.暑い 12.寒い 13.呼んだだけ 14.いわゆるひとつのつんでれ 15.世代
  16.お前が言うから 17.すき 18.おっき 19.コロコロプレイ 20.ふたたび
  21.もえ 22.気が気じゃない~ふりまくエロモン~ 23.もぐもぐ 24.バナナはモモに入りますか 25.AM04:XX
  26.かまえ 27.ふたりのせかい 28.お約束 29.充電 30.あるある
  31.gkbr 32.とある日常の普通の会話 33.尻の下の眼鏡 34.だって12歳 35.肥ゆる秋
  36.にゃんこプレイ 37.鬼畜淫乱 38.一生やってろ 39.黒 40.ピロートーク
  41.無言 42.バリエーション 43.弱点 44.ピロートーク2 45.マイブーム
  46.ことばでいって 47.お兄ちゃんプレイ 48.手口 49.常套手段 50.新婚か
  51.Oh!myベイビー 52.バカップル 53.いっしょにおふろ 54.あつあつおでん 55.感化
  56.どとうのたいりょく 57.ついつい 58.おっき2 59.っ! 60.意外性
  61.かわいいのがお好き 62.もうふはいじん 63.絶対に許さない 64.いちゃこら 65.どんだけ
  66.たった 67.それがしたいだけ 68.だいすき 69.優柔不断 70.いちゃいちゃいちゃいちゃ∞
  71.セクハラプレイ~そこに尻があるから~ 72.よんこま 73.合唱 74.ぼうなす 75.予定
  76.うそ 77.新年 78.ぶわっ 79.家族が増えまs 80.一緒にいるため
  81.カレのことがイヤになる瞬間ベスト100 82.じー 83.おんなじ 84.たべる 85.きれいな?眼鏡
  86.ノマたんスイッチ『ち』(だけ) 87.ガチ 88.にゃんこプレイ2 89.克哉は今日も元気です 90.えほー
  91.眼鏡ぐぬぬ 92.もうそういうのは無視ですよ 93.もも 94.いつでも春 95.だれ?
  96.ホワイト 97.眼鏡の言うことを聞くとこうなる 98.I LOVE ME 99.Infinity∞ 100.ぷにぷにちゅー
  → そのに(No.101~200) → そのさん(No.201~300) → そのよん(No.301~)



↑NEW ↓OLD

ぷにぷにちゅー 2013.04.02


(*□-□)σ)´ω`*)ぷにぷに

(*□-□(а(´ω`*)ぷにぷに

(*□-□)σ)´ω`*)ぷにぷに

(*□-□(а(´ω`*)ぷにぷに

(*□-□)(´ω`*)……

( *□)`*)ちゅー

(*□-□)(´ω`*)……

(*□-□)σ)´ω`*)ぷにぷに

(*□-□(а(´ω`*)ぷにぷに

 Endless...∞


▲ up

Infinity∞ 2013.03.31


「そういえば」

「んー」

「三月は、オレたちが最初に分裂した記念日でもあるんだな」

「ん?……あー」

「忘れてたよ」

「んー」

「何日だったか覚えてるか?」

「んー……」

「んー……」

「んー……じゅうー、何日」

「うん、十何日だよな。じゅうはちー、んー、じゅうななー……」

「じゅうー……」

「じゅうー…………んー、一番重要な日とはいえ、さすがに記憶が……」

「お母さん覚えてないか」

「あー、どうだろ。聞いてみよっか」

「ん」

「急になにとか言われそう……あーもしもしー?こんばんはー。遅くに申し訳ないです。うん、あのさ、聞きたいことあるんだけど」

「……」

「オレの小学校の卒業式って、三月何日だったか覚えてる?」

「……」

「うん小学校。いや、なんでもないんだけど、気になって」

「……」

「あーだよねー。うん、じゃあいいや、ありがとう。うん、いや、だからなんでもないって」

「……」

「うん、うん、あ、そうなの?」

「……」

「分かったー。うん、じゃあまたね。急にごめんね、ありがとう。うん、はーい、おやすみなさーい」

「覚えてないって?」

「うん。っていうかお前電話中にお尻触るな!」

「ふん」

「まったく!」

「俺たちにとっては世界が変わった日なのに、案外忘れるもんだ」

「そうだな。まあさすがに十年以上前だし」

「しかし三月の中旬に栃木で桜が満開ってのもおかs」

「異常気象だったんだよ」

「……」

「異常気象だった」

「……」

「……」

「暖かかった」

「そう、むしろ暑いくらいで、桜が早く咲いて満開だった」

「ああ」

「うん」

「……」

「……」

「今にして思えば、自分をふたつに分けるほどの出来事でもない気もするが」

「うーん、子供だったしね。ショックだったよ」

「信じてたからな」

「うん」

「……」

「……」

「……子供だった、か」

「でも、あのことがあって、オレとお前になれたんだから、いいんじゃないか」

「脳天気だな」

「うん、終わりよければ全てよしだよ」

「ふ。どんだけ」

「ふふ。あっ」

 ぎゅううううっ

「……お前には、痛い思いばかりさせた」

「お前だって、いっぱい傷付いた」

「俺は別に」

「オレだって別に」

「……ふ」

「ふふ。ん」

「んー」

「んんっ、んー、んぅー」

「ん」

「んーっ……はふ……」

「<オレ>」

「<俺>……」

「お前とふたりになれて、よかった」

「うん。お前がずっとオレを想ってくれてて、すごく嬉しい」

「当たり前だ。お前は、俺なんだから」

「うん。オレたちはこれからも、ふたりでひとりの佐伯克哉だよな?」

「もちろん。俺たちは、おれは、これからもずっと、ふたりでひとりだ」

「うん」

「愛してる、<オレ>」

「愛してる、<俺>」

「ずっと一緒にいよう」

「うん。ずっと。ずーっと一緒だよ」


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I LOVE ME 2013.03.27


「ん……」

「おはよう、<オレ>」

 ちゅっ

「……ぁ」

「……?どうした?キョロキョロして」

「うん……ゆめ」

「ん?」

「夢、見た」

「うん?」

「オレたちが、結婚する夢」

「……うん」

「式も挙げて、みんなお祝いしてくれて」

「みんな?」

「うん。みんな」

「……うん」

「佐伯克哉がふたりいるとか、男同士だとか、誰も全然突っ込まなくて、全然問題じゃなくて」

「うん」

「あ、オレ、ウエディングドレス着てた」

「……ほう?」

「それで……初夜、とかなるんだけど、途中でオレが我に返って、目が覚めるんだ」

「で、今起きたのか」

「ううん。夢の中で目が覚めたんだ」

「……ん?」

「夢の中で、お前と結婚する夢見て、その夢から覚めたの。夢の中で」

「…………うん」

「目が覚めたら、今のこのマンションじゃなくて、前のアパートで、オレとお前は分裂してなくて、オレひとりなんだ」

「うん」

「で、変な夢見たなって思ってたら、お前が急に出てきて、びっくりして」

「うん」

「お前がいてびっくりしたんだけど、オレ裸エプロンで、もっとびっくりして」

「……ほほう?」

「それで、なんのかんのあって、お約束で押し倒されて」

「うん」

「と思ったら、なぜかキッチンで……してて」

「……うん」

「そこでまた、夢の中で目が覚めて」

「うん」

「やっぱり前のアパートで、オレひとりだと思ったんだけど、お前がいて」

「うん」

「それで、体に障るとか、オレの体はオレひとりのものじゃないとか、言うんだ」

「うん」

「そしたらなんか、オレうぷってなって」

「うぷ?」

「できちゃったみたい」

「……ああ」

「それで、なんかよく分かんないけど、キスして、もっといっぱいしてとか言って」

「ふうん」

 ちゅっ

「んっ。でも、そこでまた目が覚めるんだ。夢の中で」

「うん」

「目が覚めたら、オレまたひとりで、寂しいって思うんだけど、お前がまた急に出てきて」

「うん」

「びっくりしたところで、今目が覚めた」

「……いまいちよく分からん」

「うん。オレもよく分かんない」

「つまり、俺とお前が結婚式を挙げたが夢で、子供ができたが夢だったってことか?」

「……うん、まあ、要約すれば」

「……ふうん?」

「変な夢……」

「そうだな」

「……」

「……」

「……<俺>」

「ん?」

 もそもそ ぎゅうっ

「<俺>」

「どうした」

「……ひとりだったから」

「ん?」

「夢の中で夢から覚めたら、オレひとりだったから」

「……うん」

「でも今目ぇ覚めたら、このマンションで、ちゃんとお前がいたから」

「うん」

「よかった」

「うん」

 ぎゅううううっ

「……<俺>……」

「ん」

「んーっ」

「ん、んー」

「んー、んー、んー……」

「ん……ふ」

「ふあ……は……<俺>」

「夢じゃないからな」

「ん」

「俺はここにいるぞ」

「……うん」

「そうだな。みんなに祝われるのは無理でも、結婚式ならいつでも挙げられる。ウエディングドレスでな」

「……ドレスはちょっと、アレだけど」

「子供だって、頑張ってたら」

「ふふ……ずいぶん、頑張ってる気がするよ?」

「まだまだ足りないんだろう。もっと頑張らないと」

「もっと?」

「ああ、もっと」

「うん……もっと」

「ふ。んー」

「んーっ」

「んむ、ん……」

「は……<俺>……」

「愛してるぞ、<オレ>」

「うん。オレも、愛してるよ、<俺>」

「ん」

「んぅー……」

「んん……ふ……じゃあ早速、」

「あっ……」

「子作りだ」

「ふふふ、うん……あっ、ああっ!<俺>ぇっ!」


(結婚記念日おめでとう!)
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眼鏡の言うことを聞くとこうなる 2013.03.21


「ううう……」

「うううじゃないだろ」

「ううう……ごごごしゅ、ご、ごごごごごご」

「どこのスタンド使いだ」

「ごっ、ごっ、ご主人様っ!!お食事の用意が!できっでっできました!!」

「そうか」

「おしめ、おめしががりっ、お召し上がりっ、くださいませ!!」

「いただこう」

「……」

「……」

「……?」

「なんだ、メイドなら食べさせろ」

「はあっ!?!?メイドがそこまでするわけないだろ!!」

「ご主人様、あーん、とか言って」

「バーカバーカ!!ああもういやだ!付き合ってらんない!やめる!」

「おい、罰ゲームだろ。約束はちゃんと守れ」

「うるさいバカっ!バカっ!」

「こんな格好までしておいてよく言う」

「ぎゃーー!!!やめろっ!めくるなっ!」

「ほう、ちゃんとガーターベルトを下着の下に付けてるんだな」

「やめ!見るな!見るなっ、見るっ……お願い、見ないでっ……」

「なんだ、いつかこんなのを着る時のために、調べておいてたのか?」

「なっ!ちがっ!ふ、服の間に、着方・付け方の手順vとか書いたメモが挟まってたから……」

「ほう。こんないいものを持ってきて、あの男にしては珍しく気が利くかと思えば、そんなとこまで気配りか。ふん、あとの代償が怖いな」

「代償……」

「一応、いろいろ覚悟しておけよ?」

「こんな格好してるオレはもう十分代償払ってると思うけど……」

「これは罰ゲームの一環だから関係ない」

「そんな……」

「罰ゲームに乗ったのはお前だ」

「ううう。軽率な行動だったと、今は反省しております……」

「まあ、罰ゲームなんかなくても、そのうち着せたいとは思っていたが」

「っ!変態っ!変態っ!マジ変態っ!変態眼鏡っ!だから付け方とか知ってるんだなっ?」

「当然だ。プレイを楽しむためには、まずは正しい知識を得ることが大切だからな」+(□-□)ドヤッ

「うー、オレこんなド変態バカのどこが好きなんだろ……」

「んー?全部好きって言ってたぞ。号泣しながら」

「っ、っ、もうっ!もう分かった。もうなんでもいいから、せめて、ス、スカート、下ろして……」

「なんだ。そんなに早く脱いでガーターベルトと下着だけになりたいのか。お前もとんだ変態じゃないか」

「その下ろしてじゃないバカ!今!この!めくってるのを!おーろーせぇぇ!」

「こら、やめろ。破ける」

「うっうっ、ご飯の前で、食べ物の前で、こんな、丸出し、丸出しなんて……」

「うまそうなものがたくさん並んでて目移りする」

「バカっ!もうっ!ご飯冷めるからぁっ」

「ご主人様あーんってするか?」

「うー、うー、するから、するからぁ……」

「いい子だ」

「あっ!!やっ!銜えちゃ、だめっ……」

「できるメイドを褒めてよりよく育てるのも、主人の務めだ」

「や、やめ、ご飯……」

「ふむ。食事をしたいのはやまやまだが、この淫乱メイドときたら、ちょっと褒めただけでよりよく育ってしまったからな。どうしようか」

「や、や、や」

「うーん、男性用とはいえ、これだけ面積が狭い中でこうなると、やはりはみ出るな」

「あっ、あっ」

「ほら、見てみろ。フリフリレースのエロ下着から顔を出す、自分のはしたないものを……」

「あっあっ!やだっ、や、<俺>、やっ……」

「ん?ご主人様、だろ?」

「っふ、っ、ごしゅじ、さま……」

「ああ、こんなに溢れさすから、せっかくの下着が汚れたぞ」

「ん、あ、いやあ……」

「粗相するなんて、悪いメイドだ。いいメイドにはご褒美を。悪いメイドには……お仕置きだな?」

「ん、は、やうっ」

「はい、お仕置きしてください、ご主人様、は?」

「っ、ば、ば、か」

「言うこと聞くって約束したな?」

「っ、っ、ううっ」

「ん?」

「っ、あ、っ、おし、おき」

「うん?」

「は、はい……お仕置き、してください、ご主人、様……」

「ふ。ああ。まだまだ未熟なメイドには、しっかり躾をしてやらないと」

「あっ!ふああっ!ご主人様ぁぁっ!!」

(ふふ……明日はふんわりロンスカ清楚系メイドにしよう……ふ、ふ、ふふふふふふふ……)


 約束しちゃったから
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ホワイト 2013.03.14


「はいはい俺のホワイト俺のホワイト」

「まだ何も言ってないだろ」

「だからお前の言いそうなことなんか分かるって。分かる自分がいやだけど」

「ふん。というわけで俺のホワイトを(ry」

「結局言うんかい」


▲ up

だれ? 2013.03.12


「白っとっ♪黒っとっ♪」

「……」

「さーだめがー♪はーじまるー♪」

「……」

「はーげしいー♪こんとらーすーとぉおぉおぉお♪♪」

「……」

「魅惑にひーそむうー♪」

「おい」

「強いーしょーおどおー♪なにー?」

「お前その歌よく熱唱してるが、誰の歌だ?」

「うーつろう♪……えっ?」

「誰の歌だ」

「え、誰って……そりゃあ、オレ…………あれっ?」

「オレ?」

「オレ……オレザイr……いやいや……あれっ?あれっ?」

「?」

「あれっ?んっ?あれっ?」

「なんだ、知らないでいつも大熱唱してたのか」

「いやっ、知らないっていうか、なんか……ん?ん?なんで出てこないんだ?」

「昔の歌か?」

「いやっいやっ、あれっ?お前聴いたことない?」

「んー、聴いたことがある気はするんだが……こう、何か引っ掛かるというか、もやもやするというか」

「だよな?確かにオレこの歌よく歌ってるし全部歌えるんだけど、誰の歌か思い出そうとするとなんか喉の奥がぎゅってするような??」

「オレ……オレザ……オ……??」

「オレザイ……オレ……あれっ?あれっ?」

「ん???」

「あれっ、ん?んん??えー??この歌誰の歌だっけー!?」


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いつでも春 2013.03.10


(´ω`*)-□)<「春だなぁ」「春だな」

(´ω`*)-□)<「春だなぁ」「春だな」

(´ω`*)-□)<「春だなぁ」「春だな」

(´ω`*)-□)<「……」「……」

(*´ω`)-□)<「……」「……」

( *´)□)ちゅー

(*´ω`)-□*)<「……」「……」

(*´ω`)-□*)<「春だなぁ」「春だな」


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もも 2013.03.03


「んー、やっぱ桜餅は道明寺が好き」

「ん」

「桜餅はおいしいけど、ひな祭り自体はオレたちには縁がないことだな」

「そんなことはない」

「えー?だって女の子の祭りだし」

「桃の節句だろ」

「うん?……ああ、そういう……」

「そんな蔑んだ目で見られても俺は負けない」

「無駄な耐性つけるなよ……」

「ふん」

「なんでいっつもそっち方向にばっか頭がいくかな」

「すぐ意味が思い当たるお前も同類だ」

「お前の考えてることがワンパターンだからだよ!」

「ああそうだ。俺はいつも、お前とお前の桃のことしか考えてないからな」

「お前の桃は余計!」

「お前の桃はお前の一部だろ。だから俺がお前の桃を考えてる時はすなわちお前のことを考えているということであって、結局は俺は常にお前のことだけを考えt」

「あーあーはいはい分かった分かった。そんなに愛されてて嬉しいなー(棒)」

「というわけで、早速俺の桃を愛でさせろ」

「お前の桃なのかよ」

「お前は俺のものだからな。お前の桃は、俺の桃だ」

「うん、全然ときめかないよジャイアン」

「ふうん?」

「あっ……」

「ときめいたか?」

「そんっ、ときめいたって、いうか、急に、触るから……」

「うん?」

「んっやっ」

「ああ、いつもながら、いい桃だ」

「ん、バカ。桃の節句って、桃を愛でるとかじゃ、あっ、ないだろ……」

「じゃあどういうのだ?」

「え?それはお前、女の子の、ん、健やかな成長と、幸せを、ふあっ、願って、とか」

「そうか。じゃあ、男の子の健やかな成長を願って」

「あっ!やっ、そういう、成長じゃなっ……」

「んー、そうだな、これは成長じゃなくて、膨張か」

「バッバッバカ、バカ」

「ほう、これはこれは。健やかな膨張で」

「バカ、あっ、バカ、バカ」

「あとは?幸せを願って?」

「あっ、あっ、や、だめっ」

「幸せか?」

「っ、あ……」

「俺といて、幸せ?」

「…………うん」

「そうか」

「んーっ、んっ、んう、んんっ」

「ん、ふ……ほら、俺たちにも縁のある、大事な祭りだろ?」

「……んもう。バカ。バカ」

「きょーおは楽しいひなまつ……いや、桃祭りー♪」

「毎日が桃祭りなくせに」

「ふ、そうだな」

「もう////」

「早く白酒召されたい」

「ば、ばかっ/////」

「ふふふふ……」

「んもう///んもうっ//////」


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もうそういうのは無視ですよ 2013.02.14


「うわー、このトリュフおいっしー!」

「あっお前!それは食べるな」

「へっ?なんで?」

「なんでもだ」

「あっ。もー乱暴に奪うなよー。なに、お前が食べたかったってだけ?オレにもくれたっていいじゃん」

「駄目だ」

「なにそれ。ケチ」

「ふん」

「もー。じゃあこっち食べよっと」

「それなら食べていい」

「意味分かんない。うーん、いっぱいもらっちゃったなー。お返しはお菓子焼いてみよっかな。クッキーとか?」

「それはよせ」

「なんで?」

「手作りが駄目なやつもいるだろう(心の声:そんなことしたら、佐伯さんお菓子とか焼くの!?やだかわいい!すてき!とかなって余計モテる。第一さっきお前が食べたこのトリュフは義理に見せかけた本命チョコだ。これに手作りクッキーなんか返したら勘違いされるに決まってるだろまったくこいつはイライラ)」

「あーそっか。買ったほうがいっか」

「無難だ」

「そうだな。ふう、今日はこのへんにしとこ。鼻血出ちゃう。おいしかったー」

「じゃあ、次は俺のチョコバナn」

(  ̄_ゝ ̄)

「……俺のきのこのやm」

(  ̄_ゝ ̄)

「……お、俺のたけのこのs」

(  ̄_ゝ ̄)

「……お、俺の、俺の……」

(  ̄_ゝ ̄)

(□-□`)ショボーン


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眼鏡ぐぬぬ 2013.02.06


「ん、んっ、あ、<俺>っ、すきっ」

「うっ……」

「ああっ!あ、<俺>、<俺>、だい、すきっ」

「くっ……」

「んんっ、<俺>、すき、すき、きもち、いい、すき」

「んっ……」

「うー、すき、あっ、大好き、すきぃっ」

「っぁ、は……」

「はあ、はっ、ああっ、<俺>、好き、あ、好き」

「ふっ……」

「あっ、あっ、<俺>っ!好き、大好き、好き、だいすきぃっ!」(´Д`*)

「っふ、ふ……ふふふふ……」(*□-□)


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えほー 2013.02.03


「言っとくけどやりません」

「えー……」

「切って食べるぞ」

「えー……」

「えいっ、ざくっとざくっと」

「あー……」

「はい、これをー、こっちの方角?願い事しながら無言で丸かじりだっけ?」

「切ったら意味ない」

「切ったんじゃなくて元々この長さだということにすれば問題ない」

「半身が太巻きを一本のまま丸かじりしてるとこが見たい。半身が太巻きを一本のまま丸かじりしてるとこが見たい」

「願い事を口に出すなバカ。福はー内ー、エロはー外ー」

「ん?外で、がご所望か?」

「バッカじゃない!?バッカじゃない!?」

「だが外だと分裂できないから、残念ながら無理だ」

「なにが残念だよ。お前が残念だよ」

「半身が太巻きを一本のm」

「はいはい叶うといーねー」

「……じゃあ代わりに俺の太巻k」

「はいはいお約束お約束」


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克哉は今日も元気です 2013.02.02


「ふん。なるほど」

「ん?なんか面白い記事でもあった?」

「朝のセックスは体によくておすすめ☆だそうだ」

「……」

「朝のセックスは体によくておすすめ☆だそうだ」

「……」

「大事なことなので二回言」

「うるさいバカ……」

「何が馬鹿だ。書いてあるんだから仕方ない」

「……それってさ」

「うん」

「夜はしないで朝にするってことだよな?夜もして朝もするってことじゃないよな?」

「……いやぁ?」

「ごまかすなよ」

「夜はするなとは書いてないから、夜もして朝もしてもいいんじゃないか」

「よくないよバカ。バカ眼鏡。エロ眼鏡」

「ほら、朝はホルモンがどうたらこうたらで、」

「はいはい」

「おい」

「あっ、もー圧し掛かるなよー。重い」

「夜して朝して、すっきり爽快で仕事も頑張れる」

「オレは全然頑張れない」

「体にいいって」

「……あ、ほら書いてる。ゆっくり眠ってからするのがよい、疲労がある場合は避けるべき、だって」

「……」

「む!し!す!る!な!」

「夜もしたい。朝もしたい」

「お前議論のテーマが変わってるけど」

「したい」

「っ、や、さわ、るなっ」

「夜たっぷりして、朝まったりしたら、俺は幸せ」

「……う」

「お前が好きで好きで、欲しくてたまらないから、朝でも夜でも、何回でもしたい」

「……うー、ずるいずるいずるい」

「何が?」

「そんな、言われたら……オレ……」

「うん?」

「あっ!やっ、やっ」

「朝も昼も夜も、いっぱいしよう」

「ううう、そんな、しんじゃう……」

「ああ。一緒に、天国にいこう」

「お前バカ。バカ。バカ」

「あいしてる」

「うーーっっ、ずるいずるいずるいいいい」


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にゃんこプレイ2 2013.01.31


「にゃー」

「はいはいよしよし」

「にゃ……おい」

「わー、猫が人間語喋ったー」

「お前も猫になってみろ」

「えー?やだよ恥ずかしい」

「今俺を侮辱したか?」

「やー、そうじゃなくてー。お前みたいにうまく猫になりきれないと思うし」

「にゃーって言ってみろ」

「やだよ」

「うまく言えとは言ってない。ちょっとにゃーって言うだけだ」

「うー……にゃ、にゃー……」

「……うん」

「うんって、なんだよ……」

「もっと」

「えー……にゃー」

「ほら、喉撫でてやる」

「ひゃっ!や、やめっ」

「ん?」

「……ぐ、ぐるぐるぐるぐる……」

「ふむふむ。耳の裏は?」

「んっ、や」

「猫だろ?」

「っ、ふ、にゃ、にゃ」

「ほら、ここは?」

「んにゃっ!////にゃう、ぷるにゃー」

「お前もうまいじゃないか、猫」

「にゃ、にゃ、ぷるぷるにゃー//////」

「いい子だ」

「ぷるにゃっ!にゃう、ぷるぷるにゃ、にゃ、にゃうううん!!///////」


 にゃー
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ガチ 2013.01.31


「ああ、さっきからなに熱心に見てるのかと思ったら」

「ん」

「オレほとんど写ってないのにさ、バレー部辞めた時本多がわざわざこんなアルバム作ってくれて」

「お前写真とか避けてたからな」

「まあね」

「本多が九割方裸なのはなんでだ」

「ぶはっ。確かに、写ってるのほとんど裸」

「まったく鬱陶しい」

「さすがの本多も、顔も体つきもまだ高校生って感じだなー」

「あいつはここから無駄に鍛えすぎなんだ」

「張り合ってたんだよなー。えーと、ほら、特にこの人と。いい体してたから」

「ここまでくるともう別の競技だろ」

「あはは。どこに向かいたいんだっていう」

「基礎体力はかなり上がったし、悪いことではないんだが」

「程度の問題だよな。あー、この人もいい体してたなー」

「ん?ああ、ウエイト管理も徹底してて、いい筋肉の付き方してた」

「なー。あとー、こいつも。同期の中じゃ一番いい体だったんじゃない?」

「……そうだな」

「本多も二年になるとかなり体できてきたなー」

「……」

「体質なのかな。オレは鍛えても細い筋肉しか付かないから、太くていい筋肉は羨ましくてよく見てた」

「……」

「そうそうこいつの腹筋!もうバッキバキで……ん?どうした?黙っちゃって」

「……いや、俺たちは、やっぱりそうなんだなと、改めて」

「は?」


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ノマたんスイッチ『ち』(だけ) 2013.01.25


→ちくびをはじく

「あっ!ん、や……」

→ちくびをおす

「ん、ふ……」

→ちくびをころころ

「あっ、あっ、んっ、んやっ」

→ちくびをぺろぺろ

「ふあっ!あっ、だめぇ……」

→ちくびをちゅーちゅー

「ひあっ!あっ、あっ!そん、強く、しちゃ……」

→ちくびをかみかみ

「あんっ!やっやっ、やあっ!」

→ちくびをこねこね

「んっ、ん、あっ、も、そこばっか、やだぁ……」

→……ちんk

「ひあああん!!そこっ!そこだめぇぇぇっ!!」(´Д`*)

(*□-□)←楽しい


(ノマたんスイッチっていうか、ノマたん「の」スイッチ、が正しいですね)
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きれいな?眼鏡 2013.01.22


「オレはライチフレーバーも好き」

「ちょっとべたつかないか」

「んー、配合にもよるかな」

「サンプルはこれで全部だったか?」

「えーと、あと一個持ってこなかったっけ?……ああ、これこれ」

「何フレーバーだ」

「オレンジだっけ?ん?オレンジはもう試したか?」

「まあいい、よこせ」

 ごくん

「なんのフレーバーだった?」

「……」

「……<俺>?」

「うっ……!」

「<俺>!?どうしたんだ!?大丈夫か!?」

「ごほっ!ごほっ!ごほっ!」

「<俺>っ!<俺>っ!大丈夫!?」

「…………ああ」

「<俺>ぇ。なんだよー、びっくりしたー」

「ふ。なんでもないよ、<オレ>くん。心配させて悪かったね」

「………………はい?」

「少しむせただけさ。さあ、続けようか」

「……いや、え、いや……<俺>?ふざけてるのか?」

「どうしてだい?<オレ>くん」

「いや、なんか、いろいろと、変、だけど……」

「HAHAHA、おかしなことを言うね、<オレ>くんは。僕はどこも変じゃないさ」

「……いやいやいやいや」

「まったく<オレ>くんは。でもそういうおかしなことを言うところも、僕は好きさ☆HAHAHA!」

(ぞわっ!!)

「ん?どうしたんだい?鳥肌なんか立てて。寒いのかい?それは大変だ。僕があたためてあげよう」

「ひっ!!よっ、寄るなっ!おまっ、おまっ、なにがっ……Σ はっ!!お前!それ貸せっ!」

「おっと。なんだい乱暴だなあ<オレ>くん。<オレ>くんもこのフレーバー試したかったのかい?」

「柘榴臭!柘榴臭!はーい、このサンプルから柘榴の香りがしまーす!」

「柘榴?HAHAHAまさか。そんな香りはしなかったよ。まったく<オレ>くんた・ら☆」

 おでこツン☆

(ぞぞぞわーっ!!)

「おやおやこんなに鳥肌が。ほうら、僕があたためてあげるよ……」

「きもっ!きもっ!お前!目を覚ませ!!ああもうなんで飲む前に気付かなかったのお前!もう!バカ!!」

「ふうん、ひどいことを言うね<オレ>くん。そんなひどいことを言う子は、お仕置きしないといけないよ?」

「……はいっ!?」

「悪い子だね、<オレ>くんは。さあ、覚悟して……?」

「あれっ?あれっ?なんでそういうとこは変わんないのお前。あっ!ちょっ、まっ!」

「うんといい子になるように、たっぷりお仕置きしてあげるよ、<オレ>くん」

「やっ、やだっ!離せっ!きもっ!!うそっ!やっ、あっ!こ、こんなの……いやだあああああっ!!!」


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たべる 2013.01.21


「生パスタか」

「うん。シーフードのトマトクリームフェットチーネだよ」

「シャレオツ」

「シャレオツー」

「うまそうだ」

「なー。スープもあるから……わっ!ちょっ」

「うまそうだ」

「っ////パ、パスタが、な!」

「ああ。パスタも」

「////食べるからっ、運んでっ」

「ああ」

 ひょいっ

「のわーっ!ちょっ!ちょっ!ちがっ!オレじゃなっ!」

「ん?」

「ちゃんと、ご飯、食べてからっ!オ、オレの料理、食べたくないのかっ?」

「食べたい」

「じゃあ、食べてからっ」

「食べてから食べていい?」

「っっっ//////たたたた食べてからなっ!」

「ああ。うまそうなこれをたっぷり味わってから、うまそうなこれも、たっっっぷり味わう」

「//////わわわわ分かった、から、パスタ、はこ、運んで……」

「ああ」

「……もう/////////」


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おんなじ 2013.01.20


「ほっぺー」

「……」

「はなー」

「……」

「くちー」

「……」

「めー」

「……」

「ゆびー」

「……」

「オレたち、全部おんなじだなー」

「そうだな」

「……」

「……」

「……すき」

「……」

「……おんなじ?」

「……ああ。全部、おんなじだ」(□-□*)

「ふふ。うん」(*´-`)


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じー 2013.01.13


 本を読んでいたら視線を感じ、横を向く克哉。
「……」
「……」
 こちら向きに体育座りをした克哉∞が、ソファの端からじっと見つめている。
「……」
「……」
「……なに?」
「……」
 克哉が問うても、克哉∞は無言で見つめ続ける。
「……」
「……」
 しばし見つめ合ったまま沈黙するふたり。
 気持ち上目遣いの克哉∞の表情から、この視線の意味を探る克哉が、ふと思い当たる。
「……だっこ?」
「……」
 十秒の間。克哉∞の答えを待つ克哉。
「……」
 こくん、と頷く克哉∞。
 克哉はふっと微笑んで、本を置いて、克哉∞のほうを向いて両手を広げる。
「……」
 やはり無言のまま、四つん這いでのそのそと克哉に近づく克哉∞。
 もふっ。
 克哉の胸に顔を埋めて、腰にぎゅっと抱き付く克哉∞。
「甘えん坊」
 優しく言って、頭を撫でて、背をさすって、克哉∞を甘やかす克哉。
「痛くない?」
 克哉∞の眼鏡を外してやる。
「……」
 ごりごりと額をなすりつけてくる。
「はいはいよしよし」
 柔らかい髪に何度もふわふわくちづけて、あやすように背を叩く克哉。
 ますますきつく抱き付く克哉∞。
「……」
 顔を上げた克哉∞が、物欲しそうに見つめてくる。
 了解の微笑みを返してやって、顔を近づけて、唇を緩く吸って離す。
「……」
 もっと、と言うように、合わせた鼻先を擦り付ける克哉∞。
 もう一度笑んだ克哉が、何度も何度もそっと啄ばむ。
 やがて満足したのか、また克哉の胸に顔を埋めて、ぎゅぎゅっと抱き付く克哉∞。
 甘えん坊に目尻を下げて、撫でて、抱きしめて、くちづける克哉。
 小一時間そうしていちゃいちゃべたべたするふたり。
 らぶらぶ。


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カレのことがイヤになる瞬間ベスト100 2013.01.13


「ふが~!」

「……」

「ふご~!」

「……」

「んが~!」

「……」

「ぐお~!」

「……」

 どすっ!

「ぐがっ!!んあ、な、なに、す……」

「……」

「んあ?……ああ、ごめ……オレ、また、いびき、かいて……」

「……」

「んー、ごめ……むにゃむにゃ……」

「……」

「……す~、ふす~、ふ……ご~、ふご~!!!」(`Д´)

(#□-□)ピキピキ


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一緒にいるため 2013.01.06


「休み、終わっちゃうな……」

「そうだな」

「今年は長かったな……」

「そうだな」

「休み明け、早速長野出張だな……」

「そうだな」

「うまくいくといいな……」

「そうだな」

「……」

「……」

「……もう少し、一日中一緒にいたかったな……」

「……そうだな」

「……」

「……」

「仕事、頑張ろうな」

「そうだな」


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家族が増えまs 2013.01.06


「メール時代とはいえ、年賀状は年賀状でやっぱいいもんだよな」

「ほとんど形骸化してるが」

「まあそれはちょっとあるけどさ。んー、結婚しましたが増えたなー」

「ふん。俺たちも、結婚しましたって出せばよかったな」

「バッ、なっ、なにっ、バカ言ってっ」

「ほう、こっちは家族が増えましたか。じゃあ次は俺たちも、家族が増えましたって出せるように励まないとなぁ?」

「増えるわけないだろバカっ!」

「いやぁ?俺たちのことだ。励みに励んでたら、もしかしたら……?」

「…………いや、そんな、ありえな」

「いって、ほんとに言えるか?」

「…………いや、いや、だって、オレは、男だし、お前は、オレだし、同一人物だし、」

「その同一人物の俺たちがこうしてふたりでいるんだから、さらに増えるくらい造作もないんじゃないか?」

「…………うそ、まさか、いや、そんな、いやいや、」

「ふむ。そうとなったら、確かめるために早速励んでみるか」

「は!?」

「んー、今まであれだけ励んでも無理だったんだから、それ以上に、より濃厚じゃないとだめだってことだな」

「なんでそうなる!?」

「よし、今年の目標だ、<オレ>。増えるまで、濃厚に濃密に、精一杯頑張る」

「お前言ってること全部おかし……あっ、ああああっ」


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ぶわっ 2013.01.06


「んー」

「ん」

「ふあ……<俺>……」

「ん、ん、ん、ん」

「ん、ふふっ、もう、くすぐったい、って……」

「んーっ」

「んー……ん」

「ん。今年一年でどれくらいキスするか、数えてみるか?」

「どれくらい……」

「ああ。ほら、一回、二回、三回……」

「ん、ん、ん」

「じゅっかーい」

「ん……」

「……なんだ、不満そうな顔して」

「だって……」

「ん?」

「…………数えられるくらいしか、しないのか?///」

(□-□)……

「……?<俺>?」

ミ(□-□)彡 ブワッ (感動の逆毛カニではない

「わっ!なっ、んっ!んんんっ!んんんーーーっ!vvvvvvv」


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新年 2013.01.01


「んー」

「ん」

「ん、ん、はぁ……<俺>ぇ、すきぃ」

「ん、俺も」

「んーっ」

「ん、ん……ん、ちょっとストップ」

「あっ、やだぁっ」

「そうじゃない。時間」

「ん……?あ」

「……10、9、8、7、」

「6、5、4、」

「「3、2、1、0」」

「「……明けましておめでとう」」

「今年もよろしく」

「うん。今年も、仲良くいよう」

「ふ。ああ」

「ふふ。んーっ」

「ん」

「ん、は、んんっ」

「んー、ん」

「ふあっ……大好きだよ、<俺>」

「ああ。俺も」

「ん、ちゃんとっ」

「ふ。俺も、大好きだ」

「うん。大好き」

「ん」

「ん、ん、ふふっ、んーっ」

「ん……さて」

「ん?」

「ひめはじめ」

「……ばか/////」

「んー」

「んー///んー////んんーっ//////vvvv」


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うそ 2012.12.20


「おやすみー」

「おやすみ」

「……」

「……」

「……」

「……」

「……ちょ、やめっ」

「ん?」

「今日しないって、言ったのに」

「言ったか?」

「言っただろっ。最近毎日毎日毎日毎日ほんっとやりすぎだからっ」

「毎日毎日毎日毎日お前が求めてくるんだから仕方ない」

「なっ!人のせいにだけするなっ」

「はいはい。俺が毎日毎日毎日毎日お前が欲しいんだから仕方ない」

「うっ////だ、騙されないっ」

「ふうん?」

「あっ……や、やめっ、やめろっ」

「ふうん?」

「っ!だめ……だ、だめっ」

「ちょっと触るだけ」

「さわっ、だめっ」

「やらないから。触るだけ」

「お前、この前もそう言って結局最後までっ」

「ん?そうか?じゃあ今度はほんと」

「嘘だっ」

「ほんとほんと。ちょっと触るだけ。ちょっと触って、ちょっと扱いて、ちょっといくだけ」

「自分が言ってることおかしいと思わない!?」

「寝る前にちょっと一発抜いたと思えば」

「うう……」

「ちょっとだけ」

「うう……」

「<オレ>」

「うう……ほ、ほんとに、ちょっと、だからなっ」

「うん。ほんと。ちょっと」

「ほんとでほんとのほんとにっ、ちょっとだからなっ」

「うん。ほんとにほんと」

「ほんとにっ」

「ほんとほんとほんと」


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予定 2012.12.15


「あ、クリスマスケーキの予約今日までだった」

「……予約するつもりだったのか?」

「んー、タイミングあれば、買ってもいいかなって」

「誰が食べるんだ」

「え?そりゃ、オレとお前」

「……」

「なんでそんな顔するんだよ。まあ、さすがにワンホールは食べられないけどさ」

「別にクリスマスだからってケーキを食べなきゃいけないわけじゃない」

「そうだけど、せっかくっていうか、なんていうか。ほら、これなんてすごいおいしそう」

「見るだけで胸焼けする」

「これさー、こんなちっちゃいのに高いなーと思うけど、実際作ったらもっと高くつくよな」

「まあ、もろもろ含めて考えれば、適正価格ではある」

「だよなー」

「これなんか破格値だろ」

「あー確かに。手作りは手作り!っていうのが付加価値って感じかな」

「そうだな。手作りのクリスマスケーキ、プライスレス」

「あははは。ちっちゃい時はお母さん手作りだったな」

「そういえば」

「今もお父さんとふたりでキャッキャ作るみたいだけど」

「どんだけラブラブ」

「……手作りかー」

「……おい?」

「手作り……」

「おい、まさか」

「ケーキ、作ったことないなー」

「お前」

「作ったら食べてくれる?」

「ついにそこに手を出すか」

「こういう、スポンジー、生クリームー、いちごー、とかは難しそう……なんだろ、もっと簡単にできるやつ」

「こいつ本気だ」

「あ!道具どうしよう。んー、そういうのも揃えなくてもいいやつ、なんかないかな」

「あー、背後に炎が見えてきた」

「ん?桑原さんに借りられないかな。クリスマスだからさすがに無理か」

「桑原?」

「経理の。お菓子作る人」

「……ああ、あのひょろっとした」

「うん。前に、お菓子作る時は協力するよって言われたんだよ。聞いてみよ。今聞こ。携帯携帯」

「あー、完全に燃え上がってる」

「メール?電話?先にメールか。えーっと、こんばんは、お疲れ様です。ちょっとお伺いしたいことがあるんですが、」

「あー」


 ケーキ作るよ!
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ぼうなす 2012.12.14


「あーーーどーーーしよーーー」

「いい加減落ち着け」

「だーーってやばくなーーい?期待はしてたけどー、まさかー、こんなー」

「プロトファイバーの実績が評価できない分、他の査定でだいぶ色付けてもらった感じだな」

「付けられすぎじゃない?いいの、ほんとにこれ」

「正当な評価だと思うが」

「はー。この金額見てよくそんな冷静でいられるよ。あー、なんか心臓痛い」

「小さい男だ」

「う・る・さ・い。言っとくけどお前、これほとんど貯金だからなっ」

「……」

「あっ!なんだよ、そのなんか企んでる顔!」

「何も企んでない。お父さんとお母さんに何がいいか、考えてただけだ」

「嘘つけっ。無駄遣いしたら、ほんとのほんとに本気で怒るからな!」

「俺の稼いだ金で何しようが俺の勝手だ」

「うわっ、だめ旦那みたいなこと言ってる!」

「ピーピーうるさい」

「こいつの金銭感覚をリセットしてやりたいいいい」

「はいはい。で、実家には」

「くそー。えーっと、お父さんデジカメ欲しいとか言ってたから、お父さんにはデジカメと、お母さんにはコートとかかなぁ」

「毛皮?」

「えー?wそういうの分かんないから、あとで電話してみるよ」

「ん」

「お前なんか欲しいのあるの」

「無駄遣いはだめなんじゃないのか」

「多少ならいいよ。せっかくのボーナスだし」

「ふん……まああれこれあるが、お前の言う『多少』の範囲ではないのは確実だ」

「お前はなにを買おうとしてるんだよ……。なあ、オレは圧力鍋欲しいんだけど、いいかな」

「主夫め」

「ちっちゃいやつでいいから、別にわざわざボーナスで買うほどじゃないんだけどさ」

「好きにすればいい」

「うん、ありがとう。やったー♪」∩(´∀`)∩

「……ところで」

「ん?おわっ!ちょ、ちょっと」

「俺はこっちのボーナスも欲しいんだが」

「っ、こ、これはっ、毎日がボーナス状態、だろっ」

「何言ってる。どうにも安い給料で、毎日ギリギリの生活だ」

「うう、バカっ」

「お前だって欲しいだろ、ボーナス……いや、ぼう・なす」

「ぶっ!お前、ほんとバカだろ。ちょっと萎えた」

「それは大変だ。すぐ熱くさせてやるぞ」

「んあっ!い、から、そんな」

「いつも頑張ってるお前に、俺からのボーナスだ」

「うううう、それはいるようないらないような……あ、んあああっ」


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合唱 2012.12.12


「KUまのKO見ていたKAKUれんぼ~♪」

「……」

「おしりを出したKO一等SHOW~♪」

「……」

「ゆうやKEKOやKEでまた明日~♪」

「……」

「まーたあーしーた~♪」

「……」

「いーいーなーいーいーな~♪」

「にーんげんっていーいーなー」

「おいしーおやつにほKAほKAGOはん~♪」

「KOどものKAえりをまーってるだろな」

「ぼKUもKAえーろおうちへKAえろ」

「でんでん」

「でんGUりKAえって」

「「ばいばいばい♪」」


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よんこま 2012.12.12


_________________________
1
    (´ω`)-□) ぴとー

  \ 果たして正解なるか~ /(←テレビの音)
_________________________
2
    "(´ω`)-□)) すりすり

  \ 正解!! わ~わ~! /
_________________________
3
    ( *´)□*) ちゅー

  \ 次で正解すれば逆転です! /
_________________________
4
    (*´ω`)-□*) ぽわーん

  \ ついにBチーム逆転~! わ~わ~! /
_________________________


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セクハラプレイ~そこに尻があるから~ 2012.12.09


「ただいまー」

「ただいま」

「残業久しぶりだったな」

「そうだな」

 ぺろん

「……」

 ∞ ∞ ∞

「もう遅いし、ちょっと疲れちゃったからさ、冷凍パスタでいい?」

「構わない」

 ぺろん

「……」

 ∞ ∞ ∞

「ふー、ごちそうさまー」

「ごちそうさま」

「あ、片付けもオレやるよ」

「そうか、悪いな」

 ぺろん

「……」

 ∞ ∞ ∞

「風呂、入れたぞ」

「ありがとー」

「ん」

 ぺろん

「……あのさ」

「なんだ」

「一回一回お尻撫でるのやめてくれる?」

「なんで」

「なんでって……」

「嬉しいくせに」

「嬉しくなんかっ!」

「はいはい」

 ぺろん

「うー。このセクハラ眼鏡っ」

「ふん。……ん?」

「へ?」

「それいいな」

「は?」

「セクハラプレイ」

「はあああああ!?」

「よし。今日はそれだ」

「バッカじゃないか!?バッカじゃないか!?」

「会議室で上司と部下がふたりきり。気まずい雰囲気。なぜならふたりは……」

「早速変な設定作るな!」

「佐伯くん……いや、お前が上司のほうが燃える。佐伯部長……」

「ぶちょっ!」

「まったく、仕事中なのに我慢できないんですか?仕方のない人だ」

「ノリノリかよ!どんな設定だよ!」

「お前はあれだ、部下にセクハラされて、いやなのに気持ちいいからついいつも流される上司」

「なるほど……じゃない!」

「うるさい黙れ。えー、仕事中なのに我慢できないんですか?仕方のない人だ」

「仕切り直すな!」

「本当にあなたはいやらしいなぁ。会社で部下にこんなことをされて、ここをこんなにしてるなんて」

「ちょ、やめ、お前、バカっ」

「いいんですか?そんなに大きな声出して。他の社員に聞かれますよ?ああ、むしろ自分のいやらしい声を聞いてほしいんですね」

「バカ、お前、バカ、おかしい、バカ」

「普段は清純そうに取り澄ましてるあなたが、実はどうしようもない淫乱なんて、誰も想像できないでしょうね」

「やめ、ろ、こんな、やだ……」

「真昼間のオフィスで、こんなにいやらしい格好……早く俺に突っ込まれて、ぐちゃぐちゃにされたいって顔してる」

「や、や、<俺>、こんな、やめて」

「<俺>、じゃない。佐伯くん」

「っ、バ、バカ、バカ、変態、ド変態」

「素直じゃないなぁ佐伯部長。こっちの口は、こんなに素直なのに」

「ああっ!や、だめっ、そこ、やっ」

「いや?」

「ふあっ、あっ、あっ、やだっ」

「ふうん?尊敬する佐伯部長がいやだと仰るなら、従うしかないですねぇ」

「あっ……」

「上司命令に背くような、不実な部下じゃありませんから、俺は」

「っ、う」

「さあ、仕事に戻りますよ。さ・え・き・ぶ・ちょ・お」

「っ、あ、お、<俺>っ」

「……」

「っ、っ、うーっ、さえ、き、佐伯、くんっ」

「はい。なんですか?佐伯部長」

「し、して。続き、もっと、してっ……」

「ふ。ここは会議室ですよ?いつ誰がくるか分からない場所で、恥ずかしげもなくおねだりですか?」

「ん、いいの。誰かきても、いいから。見られても、い、から」

「ああ、見られるのも興奮するんですね、あなたは。本当に、どうしようもないド淫乱だ」

「あ、ね、おねがい、もうっ」

「近いうちに重役へなんて話も聞いてますよ。それなのにこんなとこを見られたりしたら、昇進だって取消しだ」

「そんなの、いい。オレは、昇進なんかより、佐伯くんのほうがっ……」

「そんなに俺が欲しいんですか?」

「欲しいっ。早く、佐伯くんっ」

「まったく、困った淫乱上司ですねぇ、佐伯部長?」

「あっ、あっ、ああああっ!佐伯くんんんんんっ!」


(なんかいろいろすみません…)
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いちゃいちゃいちゃいちゃ∞ 2012.12.08


「うー寒い寒い。一気に寒くなったなー」

「寒いか」

「うん。あれ、お前平気なのか?寒がりなのに」

「ああ、寒いな」

「じゃあなんでそんなニヤニヤしてんの」

「んー?だって寒かったら、」

「わっ!」

「堂々とこうしてられるからな」

「///……寒くなくても、いっつも堂々とくっついてるじゃん……」

「そうだな」

「もう////」

「あー寒い。もっとくっつかないと」

「……まだ、寒いんだけど?」

「そうか。じゃあもっとだな」

「……まだ、寒い」

「それは大変だ。じゃあ、こうするか?」

「ん……まだまだ……寒いよ?」

「じゃあ、こう、は?」

「あっ……ううん、まだ、すごく、寒い」

「そんなに寒いのか。かわいそうに。じゃあ、こうしてやらないと」

「あっあっ!ん、や、まだ、寒くて、凍えそうっ……」

「ん。こうしたら?」

「ふあっ!ま、まだっ」

「これ、は?」

「んんんっ!ああっ!そ、そんなのじゃ、まだまだ、寒いよぉっ、<俺>ぇっ/////」


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優柔不断 2012.12.06


「<俺>ー、まだー?」

「んー……」

「ちょっとー、時間やばいからー」

「んー……」

「あーもう」

「これとこれ、どっちがいい?」

「えー?うーん、そっち」

「そうか?俺はこっちがいいが」

「じゃあ聞くなよっ!」

「青もいいな」

「もー、今日はブラウン系にするって言ってたのに」

「ブラウン系が案外少ないんだ」

「あ、お前また新しく持ってこさせようとか思ってるだろっ」

「ブラウン系でシュッとしたやつが欲しい」

「なんだよそのシュッとしたやつって。あーもーなんでもいいから早くー」

「んー、グリーン系もいい」

「あああもおお早く眼鏡決めろよこの眼鏡ぇぇっ」


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だいすき 2012.12.05


「<俺>」

「ん?」

「だいすき」

「ああ、俺もだ」

「『俺も』、なに?」

「……まったく、お前は」

「なあ、なに?」

「俺も、大好きだ」

「うん。大好きだよ、<俺>」( *´-`)

「ああ。大好きだ、<オレ>」(□-□* )


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それがしたいだけ 2012.12.02


「あれ?ここ、主人公がヒロインのとこに一旦戻るってシーンなかったっけ?」

「カットしてるんだろ。さっきからちょくちょくないシーンがある」

「ほんと?気付かなかった」

「まあ、お前あの時ほとんど上の空だったからな。むしろよくそんなシーンがあったって覚えてたもんだ」

「……うるさい」

「あー、なんか胸の奥のほうが痛んできたな。あー、痛いな」

「……うるさいうるさい」

「痛い。あー痛い」

「……お前それ言いたいだけだろ」

「痛いなー。この痛みはどうやったら消えるんだろうなー」

「……こうやれば?」

「あだだだだだだ」

「ほら、この痛みで元の痛みなんて忘れただろ」

「……」

「なにそのぶっさいくな顔」

「痛い」

「うるさいもう。映画見るぞ」

「……」

「ぐりぐりするなよ鬱陶しい」

「……痛い」

「……」

「…………いたい」

「あーもうお前バカだろもうっ!」

「んー」

「んー、んー、んーーーっ」

「ん」

「んはっ、は、は……痛く、なくなった、か?」

「いたい」

「もう、もうっバカっ////」

「んーっ」

「んーーーーっ、んむーっ/////」


 これ から一週間後
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たった 2012.12.02


「~♪」

「今日のメインはなんだ」

「昨日の残りのからあげー。んー、緑が欲しい。水菜の浅漬けも足そう」

「メシは大盛りか」

「もちろん!これでいい?」

「ん」

「弁当作りも慣れると楽しいな。朝晩のご飯も工夫するようになるし、料理の幅が広がる」

「すっかり主夫だな」

「あはは。やっぱさ、外ではひとりになるとはいえ、感覚的にはお前と一緒に食べてるとか思うとさ、作るのも張り合いあるっていうか」

「……」

「お前ちゃんとおいしいとか言ってくれるから、嬉しくて余計張り切っちゃうんだよ」

「……」

「ってオレもしかしてまんまと乗せられてるー?」

「……」

「明日もお前の好きなもの入れるからな」

「……おい」

「んー?」

「たった」

「……たっ?」

「たった」

「あっ……え、え、なんで?なにが?なにに?」

「たった」

「いやいやいやいやおいおいおいおい。ちょ、ストップ!ストップ!!」

「たった」

「こ、擦るなっ。やだ、や、時間、遅刻、やだ」

「たった」

「意味、分かんない。あ、だめ、今からは、だめ。ね、だめだってっ……あ、ああっ」


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どんだけ 2012.12.02


「……」

「……」

「……はい、そっち」

「ん」

「……」

「……」

「……なあ」

「なんだ」

「爪くらい自分で切ってくんない?」

「……」

「なあ」

「スキンシップだ」

「はあ」

「手と手を触れ合わせ、お互いの息遣いを間近で感じ、慈しみ思い遣ることで、より絆が深まる」

「いやなんか急にポエミーにもっともらしいこと言ってるけど全然もっともってないから」

「日本語を話せ」

「まったく。この甘ったれ。はい終わり」

「足も」

「……」

「そんな顔をしつつ、素直に聞き入れるのがお前のいいところだ」

「ああそうですかありがとう」

「お前のも切ってやる」

「え。い、いいよ。自分でやるし」

「切ってやる」

「いいって」

「切る」

「い」

「切る」

「……分かったよ……」

「ん」

「恥ずかしい。恥ずかしい。これなんかすごく恥ずかしい」

「なんで」

「なんでって、どう考えても恥ずかしい。ああ恥ずかしい。こんな、バカップルみたいな」

「みたいな、じゃない。バカップルだ」( □-□)+

「ああああこの眼鏡恥ずかしいいいいい恥ずかし眼鏡ええええええ」


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いちゃこら 2012.11.29


「おお?今の雷?」

「ぽいな」

「すごい音。今雨降ってんの?……あー、降ってる。いつの間に」

「んー?……どしゃ降りじゃないか」

「全然気付かなかった」

「冷えるわけだ」

「だな。おっ、光った。ほら、おへそ隠さないと」

「はっ。馬鹿か」

「なんで。おへそ取られちゃうぞ。ほら」

「やめろ」

「おお、ごろごろ鳴ってる。ほらほら、雷様がくるぞ。取られちゃうぞ」

「よせ」

「わー、<俺>のおへそ見つかっちゃったー。わー、取られちゃうー」

「っ、このっ」

「わははは!やめ、うはは、やめろー」

「俺のへそが取られるなら、お前のへそも取られないとなぁ」

「あははははは!やめて!オレのおへそは取らないで!」

「ああこれはいいへそだ。雷様も大喜びだ」

「ふははっ、それだけはっ。オレのおへそだけはっ。それよりこっちのおへそをっ」

「ぶはっ。やめろ。俺のへそは渡さない」

「雷様!ここに一級品のおへそがっ」

「いや、こっちのへそのほうが極上だ」

「ふひひひっ。やめろ、おへそ取るな。取るなってばっvv」

「ほほう、なんと見事なへそだ。いただいていこう」

「あっ、やめて雷様ー、おへそ取らないでーvvv」

「ふむ、うまい。このへそはうまい」

「だははははは!食べないでーvvオレのおへそ食べないで雷様ーvvvv」

「うまいうまい」

「うひゃひゃっvvやめてぇvv食べないでぇvv雷様ぁvvvvv」


(なにこれ…)
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絶対に許さない 2012.11.25


「ん、ん、んぁ」

「ん……<オレ>、許してくれる?」

「はぁ、はぁ……ん、だめ。許さない」

「ごめん」

「だめ。こんなんじゃ、全然、お詫びの気持ちが、伝わらない」

「ごめん。じゃあ、もっとお詫び」

「んー、ん、はふ、んんっ」

「ん、ん、ん」

「んんんっ!んあっ、んー、んー」

「んぅーむ……許す?」

「は、は、はぁ、だめ、絶対、ゆるさ、ない」

「許さない?」

「ゆるさな、許さない。絶対、許さないっ」

「そうか。じゃあ、もっともっともっと、お詫びしないと」

「そうだっ。オレが、許すって言うまで、ちゃんとっ、お詫びしろっ///」

「ああ。それはもう、心を込めて」

「あむ、ん、んー、んーっvvvvv」


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もうふはいじん 2012.11.25


「おい毛布廃人」

「うえー」

「いい加減にしろ。計画的なご利用だのなんだの言ってたくせに」

「そーれーはぁ↑、こたつのことだもーん。毛布のことじゃないもーん」

「……腹立つ」

「あー、毛布あったかーいvこたつどころか床暖もいらないじゃーんv買ってよかったーvお前のおかげだよーvv」

「いちいち語尾をのばすな。ハートマークつけるな」

「しあわせ~vvv」

「一日中ごろごろごろごろと」

「お前も一緒にくるまろうよー。そのためにこんなおっきいの買ったんだからー」

「……ふう」

「ふふふ。いらっしゃーいv」

「買ってよかったのか悪かったのか」

「よかっただろ?」

「こんなことができるから?」

「わーっ!どこ触って!」

「お前が誘ったんだろ」

「誘ってない!あっ、バ、やめっ」

「まあ、毛布がなくてもやるが」

「そうですね。って違う!や、も、だめっ」

「全部脱いでも寒くないからいいな」

「そうですね。じゃない!や、や、あっ、やぁっ」


 これ のその後
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かわいいのがお好き 2012.11.21


「はい、デザート」

「ん」

「モンブラン好きなんだ」

「……きらいじゃない」

「そこは素直に好きって言えよ。急にケーキ屋さんに寄るなんてびっくりしたよ」

「(もぐもぐ)」

「紅茶おかわりあるからな」

「(もぐもぐ)」

「おいしい?」

「(こくんもぐもぐ)」

「よかったな」

「(もぐもぐ)」(□-□*)

(……なにこのかわいい生き物)


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意外性 2012.11.15


「ふぇ、ふぇ、ふぇ……」

「……」

「ふぇ……ぶえくしょーい!!うぇいうぇいしょわいしょわーい」

「……おい」

「であーごめん。家だと油断してるからどうしても静かにできないんだよな」

「とりあえず、必ず付属する意味不明な掛け声やめろ」

「言っちゃうんだよ。言いたくならない?くしゃみしたあとになんか」

「ならない」

「えー」

「百年の恋も冷めるとはこのことだ」

「えー……冷めちゃう?」

「冷めちゃう」

「えー……」

「せめて『はくしょん』」

「『ふえっくしょん』は?」

「……ギリギリ許容する」

「うー、気を付けますー……」

「ああ、そうしてくr……っくちゅん」

「なんでお前ってそんなにかわいいくしゃみなの」


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っ! 2012.11.11


「ん」

「んーっ」

「ん……ふう」

「は、は、はぁ……なあ」

「ん?なんだ」

「これってさ、キスするゲームじゃなくて、先に口離したほうが負けってゲームだと思うんだけど……」

「そうか。じゃあ俺は絶対に負けない」

「バ、バカ/////」

「ふ。あともうひと袋あるが、まだ勝負するか?」

「うう……の、望むところ、だっ///」

「ああ、当然このあとは俺のポkk……いや、それだと細すぎるな。俺のジャイアントk……いや、パピk……いや、牧場しb」

「なんかもう呆れるっていうより感心するよお前」


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おっき2 2012.11.10


「<オレ>、起きろ」

「んー……」

「おい」

「んんー……やぁ、もぉだめぇ……」

「違う。朝だ。起きろ」

「んあー……」

「ほら」

「うえー……」

「メシできてるぞ」

「ごはーん……」

「たまごサンドだぞ」

「たまごさんど……」

「起きろ」

「ういー……ちゅーしたら起きるー……」

「……まったく」

「ちゅーうー↑」

「はいはい」

「ふひひ」

「ん。ほら、起きろ」

「うぇいうぇいうぇー……↓↓」

「なんだ」

「ちゅーうううう↑↑」

「しただろ」

「ちーがーうー。もっとぉ、ちゅうってえええっ↑↑」

「これ以上したら違う意味で俺が起きる」

「んむー……ふひ、おきても、いーよお」

「……」

「ふひひひ。あっ、ん、<俺>ぇvv」

「んー」

「んーvvv……んー?ん?んん?……のあーっ!ちょっと待った!!」

「んー?」

「違う!間違い!寝ぼけてた!違う!だめ!起きちゃだめ!」

「忘れたか」

「はえっ!?」

「俺は早起きだ」

「!!バカ!バカ!お前バカ!ああもうオレもバカ!……あ、ああっ、ああああアッー!」


 早起き
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ついつい 2012.11.06


「ん」

「ん」

「ん、ん」

「んん」

「んんっ、んむ、ぅんっ」

「ん、は」

「んあ、ん、ん、ん、んふ」

「ふ、あむ、ん」

「ん、ふあっ、んーぅ、んん、んんんっ」

「ん、は、<オレ>……」

「あ、あ、ちょ、まっ、ちがっ」

「んー?」

「ちが、朝、今、家、出るから……」

「ん?ああ……そうか」

「はぁ、は、ん……」

「つい」

「も、いってらっしゃいいってきますのキス、やめようよ……いっつも夢中になるんだから……」

「だめだ」

「///じゃあ、せめてちゅ、で終わるとか」

「無理だ」

「もう……バカ///////」


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どとうのたいりょく 2012.11.04


「ああああっ!あっ、は、は……ん、ふ」

「うっ、くっ、は……」

「はあ、はあ、は……ん、今、何時……」

「ん……よじ」

「よっ……も、やりすぎ……」

「お前が離さないから」

「ちがっ、お前がっんっ、んんっ」

「んー、ん」

「んぅ、ん、ん、ぷはっ。ん、もう……」

「ん」

「こんな、してばっかで、ケダモノ、みたい……」

「がおー」

「ん、バカ」

「がおー」

「ん、ちょ、もう、キス、ん、しないで」

「がおがおー」

「ん、ん、ん、だめ、ん、ね、も、キス、だめ」

「なんで?」

「だって、ん、あ、ん、だめ」

「んー?ココ、もうケダモノになってる」

「やっ、だめっ」

「がおー」

「やあっ!もうだめぇっvv」


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感化 2012.11.04


「おい、今週牛乳安いぞ」

「どこ?」

「Aスーパー」

「ああ、あそこたまに安いんだよな。豚肉特売ある?」

「んー、ある。水曜日」

「あとはー、お米そろそろ買わないと。載ってる?」

「米……お、待て」

「んー?」

「Bマートで米が安い。水曜日は卵も特価だ。豚肉もまあまあ。牛乳は特に安くはないが、トータル的にはBで買ったほうが安くつくぞ」

「ほんと?うーん、Aは野菜が安いんだよなー……。Bで野菜なんかある?」

「Aでほうれん草xx円Bでxx円。人参Axx円Bxx円。たまねぎAxx円Bxx円。白菜Axx円Bxx円。じゃがいもAxx円Bxx円」

「きのこは?」

「しめじAxx円Bxx円。まいたけAxx円Bxx円。Aはきのここれだけだな。Bはえのきxx円とエリンギxx円」

「えーっと、冷蔵庫にはあれとこれがあって、うーん……決めました!Bで水曜日買出しします!」

「はい」

「<俺>ありがとー。チラシチェックしてくれて助かるよ」

「ん。…………ん?」

「どうした?眉間にしわ寄せて」

「俺のキャラが行方不明だ」

「はあ?」


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あつあつおでん 2012.11.03


「おでーん♪」

「おでーん」

「半日置いただけでも結構大根染みてる」

「あんまり染みすぎてもいやだ」

「分かる。青臭い味残ってたほうがいい」

「ん」

「逆に玉子は染みてなんぼだな。はい、玉子一個ずつ」

「ん」

「そして冷たいビールという矛盾!」

「贅沢だな」

「なっ」

「乾杯。いただきます」

「今日もお疲れ乾杯!いただきます!」

(はふはふ)

(ほふほふ)

「うまい」

「染みてる染みてる」

「大根ちょうどいい」

「うん。ちゃんと大根味残ってる」

「ん」

「これ明日はうどんな」

「うでん?」

「おどん!」

「カセットコンロが欲しいとこだな」

「それ思った。今度鍋もやりたいから買おっか」

「カセットじゃなくてあれだ、IHの」

「ああいいね。ちっちゃいやつね」

「買おう」

「うん。あ、オレが!買うからなっ」

「分かってるうるさい」

「油断なんないんだからお前」

「ふん」

「鍋かー。なに鍋がいい?」

「お好きなように」

「その前におっきい土鍋も買っておきたい。やっぱこの普通の鍋じゃ雰囲気出ないし」

「IH対応だぞ」

「もちろん抜かりなく。ふたり鍋ー♪楽しみー♪」

「ふ」

「~♪……、……」

「?どうした。急に黙って」

「うん……いや、うん……」

「<オレ>?」

「いや、なんか……幸せだなって、思って」

「……」

「ひとり鍋もオレきらいじゃないけどさ、お前とふたりで鍋とかって、なんか、いいなって」

「……」

「鍋っていうか、うん、いや、なんか、全部が?ふたりでこうしてることがいいなっていうか」

「……」

「ん?なに言ってんだろ、オレ。へへ」

「……」

「あー、なんか変なこと言った!いきなりごめん。食べよ!餅巾着もおいしいよ!」

「……ちょっと箸置け」

「え?」

「皿と箸。置け」

「……」

「手」

「……」

 おててぎゅっ

「……」

「……///」

「……」

「……そんな、優しい顔で、見るなよ……。恥ずかしい……」

「そうか」

「うん……」

「じゃあ食べるか」

「うん……あ、ビール、つぐよ」

「ああ」

「……おいしいな、おでんも、ビールも」

「そうだな」

「……<俺>」

「なんだ」

「だいすき」

「ああ。俺もだ」

「うん。ふふ」(*´-`)

「ふ」(□-□*)


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いっしょにおふろ 2012.11.01


「ぴゅーっ」

「……」

「ぴゅー、ぴゅー……うーん、うまく飛ばない」

「指が違う」

「えー?どう?」

「こう。親指こうで、人差し指こうして……やってみろ」

「ぴゅー、!!!すごいっ!すごく飛ぶ!!なんで!?」

「お父さんからそうやって教わっただろ」

「そうだっけ?ああ、でもなんかそんな気がする」

「密閉度が重要だって」

「あー、言ってたかも。指を絡める!とか」

「そう」

「あーあー、思い出した。よく覚えてるな、お前」

「熱血指導されたからな」

「あはは。なあ、飛ばしっこしようよ」

「はあ?」

「こんなに飛ぶんだからさ。どっちが遠くまで飛ばせるか」

「ガキか」

「いいじゃん。オレからな。んー、ぴゅーっ。よぉし!はい、お前」

「やらん」

「やろうよ。あ、オレに負けるのがいやなんだ~?」

「せいぜい煽ってろ」

「もう、ケチ」

「ふん」

「おもしろいのに。ぴゅー。びゅーっ。ぴゅっ」

「…………おい」

「んー?やる?」

「やらん。それもう少し手前に飛ばせ」

「はー?」

「うまくできなかった時みたいに」

「なに」

「いいから」

「なにもう。ぴゅー。こう?」

「もう少し手前に。短く」

「ぴゅっ。こう?」

「ふむ。三回くらい連続で」

「???ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ。なんだよ」

「エロくないか」

「は?…………っ!!/////………………なにが」

「別に。俺はただエロくないかって聞いただけだ。お前がナニを想像したのkぷあっ!おまっ!」

「お前は!そうやって!すぐ!そういう方向にっ!」

「やめっ!ぷ、人に向けてっぷあっ飛ばすなっ!」

「溺れてしまえ!このっ、ってわーっ!なにすあぼぼぼ」

「このっ!」

「やめっ、お湯っ、あぷ、口に、入っぷはっ!」

「そうだ、お前いい提案したじゃないか」

「はあ?わっ!ちょっ!あぷっ、どこ触ってっ」

「どっちが遠くまで飛ばせるか、勝負するんだろう?」

「!!!!そそそそそういう意味じゃっ!!!」

「飛ばしっこか。いいじゃないか。お前にしてはいいこと思い付くな」

「お前ほんっっっとバカ。っていうかおかしい。お前おかしい」

「ほうら、俺は負けないぞ?」

「あっ!!あ、や、ああもうやだこんな生活……あっ、あっ、やあああっ!」


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バカップル 2012.10.31


「お菓子をやるからいたずらするぞ」

「いやいやいやいや」

「なんだ」

「おかしいだろそれ」

「お菓子だけに?」

「うわ……」

「ふん。お菓子をやるからいたずらするぞ」

「いやいやいやいやってわーっ!やめっ」

「いたずらするぞ」

「バ、もう、それ、ん、言いたいだけ……第一、あっ!お菓子って、なに」

「お菓子欲しいか」

「欲しいとかじゃ、なくて。や、っていうかもう、いたずらしてっ、るし」

「じゃあお菓子をやろう」

「ふえ?っ、ん、んーっ」

「んー」

「ん、ん、んぁ」

「ん」

「んは……は、あ、はふ」

「お菓子」

「へ?……、っ///////」

「おお。ゆでだこ」

「恥ずかしい、お前……」

「俺は全然恥ずかしくない」

「バカ///」

「ほら、お菓子をやったんだからいたずらさせろ」

「……だめ」

「ん?」

「もっと、お菓子くれなきゃ、だめ……」

「ふ。お前のほうが、よっぽど恥ずかしいじゃないか」

「うるさいバカ///」

「んー」

「んーっ//////」


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Oh!myベイビー 2012.10.18


「<俺>ー、寝るならちゃんと寝に行って」

「ん……」

「こら、風邪引くぞ」

「……」

「寝ーるーなー。ほらもー」

「ん……」

「ベッド行ってってば」

「ねむい」

「はい。じゃあ寝てください」

「……おま」

「んー?」

「おまえは」

「シカゴに資料送ったら寝るよ」

「まつ」

「待たなくていいから。ほら、手がぽっぽしてるよ」

「ん……」

「だからここで寝るなって」

「……」

「んもう。赤ちゃんみたい」

「ばぶ……」

「ぶはっ。バカ」

「……ん」

「まったく。手がかかって困るね、このおっきい赤ちゃんは」


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新婚か 2012.10.18


「あー、ごめん。これちょっとしょっぱかった」

「そうか?」

「うん」

「そうでもない」

「ってことはしょっぱいんだよな」

「少しな」

「ごめん。ちゃんと味見したのに。なんで」

「米と一緒ならこれくらいがちょうどいい」

「そう?」

「ああ。十分うまい」

「……お前って」

「なんだ」

「やっぱ優しいよな///」

「……くだらないこと言ってないで黙って食え」

「ふふ。うん。ありがと、<俺>v」

「……ふん////」


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常套手段 2012.10.18


「<俺>ー、お風呂先に入っ……」

「……」

「……なんで今びくってしたの」

「してない」

「したよ。なに」

「なんでもない」

「……なに見てたの」

「……エ、エロサイトだ」

「エロサイト?……だからびくってしたのか?」

「……ああ」

「……ちょっと履歴見して」

「なんで」

「どんなエロサイトだよ」

「お前が見るようなやつじゃない」

「それはオレが見て判断する」

「あっ、やめろ」

「見せろ!」

「っ、やめっ」

「……」

「……」

「……いつからAmaz○nってエロサイトになったんだ?」

「……え、えろい、だろ」

「このヘッドホンが?」

「……そうだ」

「この三万円のヘッドホンがエロいの?」

「……ああ、18禁ものだぞ」

「……」

「……」

「あまりのエロさに、ついカートに入れてついレジに進んじゃった?」

「……そ、そうだ」

「……」

「……」

「キャンセルします」

「あっ……」

「お!ま!え!は!!ちょっと目を離せばすぐこんな高いもの買って!!」

「高くない。最初四万だったんだ。それが三万にまで安くなtt」

「だ!ま!れ!」

「戻せ。俺はこれが欲しい」

「だまれ。うるさい。買わない」

「<オレ>……」

「かわいい顔作ってもかわいくない!」

「<オレ>……」

「あっ!やめ、ろっ!騙されないぞっ」

「<オレ>……」

「んっ、や、だ、やだっやだっ」

「ん」

「んんっ!んっ、んんんっ!」

「んー」

「んぅ、ん、んーっ、ん、ふあ」

「……<オレ>?あれ、買っていい?」

「だm、んんっ」

「んー、ん」

「はっ、は、あ、や、や」

「<オレ>、俺あれ欲しい。買っていい?」

「あ、あ、あ、そこ、やっ」

「いい?」

「あっあっ、そん、な」

「ん?」

「あっ、やだ、やめ、ないで」

「もっと?」

「ん、ん、もっとぉ」

「じゃあ、あれ買っていい?」

「うん、いい、買っていい、から、あっ、<俺>、おねがい」

「ほんと?」

「ほんと。買って、いい。だから、ね、<俺>ぇ」

「今買って」

「ん、ん」

「ほら、ここ、クリック」

「あんっ!あ、あ」

「パスワード入れて」

「あ、ふ、やぁ」

「確定」

「ひあっ!あっ、ん、そこ、もっとぉ」

「ああ。とろっとろにしてやるぞ」

「あっあっあっ!<俺>ぇっ!」


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手口 2012.10.11


「<俺>ー、ちょっと背中踏んでー」

「ああ?」

「お願いー」

「まったく」

「うー。ぐあーっ!!もっと!優しく!!」

「ふん」

「んー。あ゛う゛あ゛ー。あ゛ーい゛い゛ー」

「お前猫背直せ」

「んー、分かってるんだけどさー」

「みっともないぞ」

「はーい。気をつけまーす」

「ほら」

「あっ、いいね。なに、優しいじゃん」

「俺はいつも優しい」

「ふふ、あっそ。あー、気持ちいい。そっちも」

「ここか?」

「あーいいっ。そこ。もっと」

「がちがちだぞ、ここ」

「うん、そこ、つらい」

「もっと強く?」

「ん、もっと。あっ、ん、すごく、いい」

「……」

「あー、いい。気持ちいい」

「……」

「すごい気持ちいいよ、<俺>」

「……お前、わざとだろ」

「……なにが?」

「ふん。今更ごまかすか」

「あっ!そん、なとこ、は、凝ってないから……」

「これを期待してたくせに」

「別に、オレは、そんな……」

「誘うんだったら、もっとストレートに誘え」

「誘うとか、そんな、別に、そんな」

「まったく、お前は」

「あっ、あ……」

「どうしてほしいか、分かりやすくちゃんと言え」

「……」

「ん?」

「っ。……お、<俺>……」

「なんだ?」

「……し、しよ」

「何を?」

「う…………」

「<オレ>……」

「あっ!う、あ、っ、え、ち」

「何?」

「……えっち、しよ?」

「したい?」

「っ、した、い。お前と、やらしい、こと、いっぱい、したい」

「はい、よくできました」

「あっ!ああっ!<俺>ぇっ/////」


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お兄ちゃんプレイ 2012.10.10


「もしオレとお前が双子だったら、お前が兄でオレが弟になるのかな」

「……はあ?」

「もし、だよ。オレの自我はお前よりあとにできただろ?だからオレが弟かなって」

「……はあ」

「それとも、兄弟で生まれてたらまた違うのかな。オレがお兄ちゃん?」

「はあ」

「なあ、お兄ちゃんって言ってみて」

「はあああ?」

「いいじゃん。言うくらい。言ってみて」

「…………お兄ちゃん」

「ぶはっ。おお、なんかいいかも。もう一回」

「……犯すぞ」

「なんだよ、ケチ」

「馬鹿を相手にしたくない」

「もー、つれないなぁ。お兄ちゃん」

「……お、か、す、ぞ」

「ふふ。おにーいちゃんv」

「……」

「お兄ちゃんv兄ちゃん?んー……兄貴?いやぁ、やっぱお兄ちゃん」

「……」

「お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんvvv」

「……」

「おに……わーっ!!なにすっ!!」

「犯すって、言っただろ」

「ごごごごごめ、ごめん。もう言わない。言いません」

「……いや、言え」

「へっ」

「言え」

「おに、ちゃ……」

「……ふむ」

「なにが、ふむ、だよ……」

「もう一回言え」

「え、あっ、ちょっ、と」

「言え」

「うう、おにいちゃ」

「もう一回」

「や、だ、やめろ、よ」

「おにいちゃん」

「おにい……やだ、やだ、なにこれ」

「ほら、もっと」

「やだ、バカ、バカ、バカ」

「お兄ちゃんにむかって、馬鹿はないだろ?」

「おま、も、や、へん、たい」

「お兄ちゃんの変態って言ってみろ」

「っ、おま、頭、おかし」

「ん?」

「ああっ!や、や、ん、は、っ、おにい、ちゃんの、へんたい……っ」

「……ふむ。なかなか」

「だめ、だめ、こんな、だめ」

「おにいちゃん」

「んっ、だめ、お兄ちゃん……」

「……これは、新たな発見」

「や、だめ、だめ、お兄ちゃ、だめ」

「んー」

「あっ、あっ、やぁっ!おにいちゃんっだめぇっ!」


(…いやなんかほんと変態すぎてすんません…)
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ことばでいって 2012.10.08


「はっ、あ、<俺>、大好き、だいすき、好きぃ」

「んっ、俺も」

「や、ちゃんと」

「ん?」

「ちゃんと、言って?」

「何を?」

「ん、やだ。ちゃんと、好きって、オレのこと好きって、言って」

「言ってほしい?」

「ん、ん、言って、言って」

「好きだ」

「あっあっ」

「お前のことが大好きだ。好きだ」

「ふあっ」

「好きだ。好き。愛してる、<オレ>」

「ああんっ!<俺>ぇっ!」

「うっ……」

「ん、は、はぁっ、はぁっ、あ……」

「ふっ、は……」

「<俺>ぇ」

「ん」

「ん、ん、ん」

「ん……。まったく」

「はふ……」

「こんなに態度で示してるのに、言葉にしないと分からないのか?」

「ん……ちが」

「ん?」

「分かってるけど、だって、全部欲しい」

「全部?」

「うん……お前の全部。心も、体も、言葉も、なにもかも、全部。ひとつも零さないで」

「……お前はほんとに、馬鹿だな。俺の全部は、最初から何もかも、お前だけのものだ」

「……うん、うん。オレの全部も、お前のものだよ」

「そんなの、当たり前だ」

「うん。大好き。愛してる、<俺>」

「俺も、愛してる」

「ん、ん、んーっ」

「ん」

「んあっ。あ、あ、も、おっきく……」

「俺の全部が、もっともっと欲しいんだろ?」

「ん、欲し。オレも、もっと、もらってっ」

「ああ。残らず、全部。愛してるぞ、<オレ>」

「あっ、ああっ!<俺>ぇっ、だいすきぃっ!」


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マイブーム 2012.10.07


「おはよ、克哉v」

「……おはよう」

 ∞ ∞ ∞

「克哉ー、目玉焼きどれくらーい?」

「……固め」

 ∞ ∞ ∞

「いってきますいってらっしゃい、克哉v」

「……いってらっしゃいいってきます」

 ∞ ∞ ∞

(克哉vお昼はパスタでいいかな)

(……)

 ∞ ∞ ∞

「ただいまおかえり、克哉v」

「……おかえりただいま」

 ∞ ∞ ∞

「克哉ー、豚肉と牛肉どっちがいーい?」

「……うし」

 ∞ ∞ ∞

「克哉vバームクーヘン食べる?」

「……俺はいい」

 ∞ ∞ ∞

「克哉v背中流すよ」

「……ありがとう」

 ∞ ∞ ∞

「おやすみ、克哉v」

「……克哉」

「なに?克哉v」

「うざい」

「えー?ひどいなぁ、克哉v」

「……」

「わー!ごめんごめんごめんごめんごめーーーん克哉ーvvv」

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ピロートーク2 2012.10.05


「あれ?」

「なんだ」

「お前、こんなとこにほくろなんてあったんだ」

「ん?ああ、今更気付いたのか?」

「うん。オレにもある?」

「当たり前だろ」

「へー。うーん、改めて見ると、オレたちってほくろ多いのかな」

「かもな」

「全然気にしたことないや。……いーち、にーい、さーん」

「おい」

「なーな、はーち。こっち側とか自分じゃ見えないもんなー。きゅーう」

「……」

「やっぱ多いかも。じゅーさん、うーん……あった、じゅーよん」

「……ここにもあるって知ってたか」

「ひゃあっ!!なっ!う、嘘言うなよ」

「嘘じゃない。見てみるか?」

「みっ!そ、そんな、とこっ」

「よいしょ。ほら」

「わっ、おまっ、そんっ!///////……あ、ほんとだ……」

「だろ。あとここも」

「……うう、わ、わかった、から、どいて……」

「なんだ、お前案外見てないんだな」

「そんなとこ、じっくり見ないし……」

「そうか?ああ、この位置だと、違うモノしか見てないか」

「!!バカじゃないかっ!お前っ!」

「俺はよく見てるぞ。ここにもあるし」

「あっ」

「ここも」

「ちょっ」

「ここにも小さいのが」

「やっ」

「全部見てる」

「んっ」

「それから……実はここにも」

「あっ!!あ……」

「ん?」

「そこは……知ってる……」

「……ふ、ほら、やっぱり。ココはよく見てる」

「バ、バカ……」

「ここの、近くで見たくないか?」

「………………見た、い」

「じゃあ、俺にも見せろ」

「うん……見て……」

「ああ。じーっくり、見てやる」

「ぁっ……あっ////<俺>ぇ///////」


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弱点 2012.10.02


「新春シャンソンショー」

「新春しゃんしょん……さんしょ……」

「シャンソンショー」

「さんしょんそー」

「シャンソン」

「さんそ……しゃんしょ……」

「しゃん」

「しゃん」

「そん」

「そん」

「しょー」

「しょー」

「シャンソンショー」

「しゃんしょんしょー」

「……」

「……」

「魔術師手術中」

「まじゅちゅししゅじゅちゅちゅう」

「……」

「……」

「ぶふっ!おま、お前、かっわいいなぁvv」

「……」

「わー!ごめんごめんごめんごめんごめーーーん!!!!」


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バリエーション 2012.10.02


「んもう……だめ」

「だめ?」

「だめ……」

「ん?」

「あっ、だ、めっ」

「んー」

「だめ、だめ」

「ん」

「だめぇっ」

「ん、ん」

「だめ、だめっ、だめぇっ」

「んぅ」

「やああっ!だめええっ!!」


(ゲシュタルト崩壊…)
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無言 2012.09.26


ぴと ぎゅ

ぎゅ なでなで

じー

じー

 ちゅ ちゅっちゅ

じー

じー なでなで

 ちゅ ちゅっちゅ ちゅ ちゅ

じー

じー

じー なでなで

じー なでなで

 ちゅう ちゅ ちゅちゅちゅ ちゅっちゅっちゅっ

 ちゅ ちゅ ちゅむ ちゅぷ ちゅうう ちゅ ちゅうっ ちゅく

はふはふ ぎゅ

ぺろん なでなで ちゅっ

 ちゅむっ ちゅううう ちゅるっ ちゅう ちゅうううううう

ぎゅうっ はふはふ うるうる

にやにや じー なでなで

 ちゅうちゅう ちゅっちゅ

はふはふ とろん

ちゅっちゅ さわさわ

ぴくんっ

さわさわ ちゅっちゅ

 ちゅっちゅっちゅっちゅっ ちゅっちゅっちゅっちゅっ ちゅううううううううっ

びくびく とろん

にやにや ぺろぺろ ちゅー さわさわ

はふはふ ぴくぴく はふはふ びくんびくん はふはふはふはふはふはふはふはふーー!!


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ピロートーク 2012.09.23


「水、飲みたい」

「だめ」

「なんで」

「離さない」

「……バ、バカ////」

「冷温庫買おう」

「えー……」

「いちいちあっち行かなくてよくて便利じゃないか」

「そうだけど」

「喉渇くことも多いんだし?」

「……うううううるさい」

「安いやつでいいから」

「……いくらくらいすんの?」

「一万もしない」

「……うー」

「だめ?」

「……」

「ん?」

「…………一番安いやつな」

「ああ。安いやつ」

「あ、ネットで買えよ。オレの見てる前で買え」

「分かった分かった」

「勝手に買うなよっ?」

「分かったって。じゃあ、お許しのお礼に」

「ん?」

「水分」

「へ?っ、ん、んんっ、んんーっvvv」


▲ up

黒 2012.09.23



「お前のたまごサンドっておいしいよな」

「そうか?」

「うん。なんだろ。ゆで加減?味付け?とにかくおいしい」

「そうか」

「オレ、お前の作るたまごサンドすごく好き」

「……そうか」

「毎朝これでもいいな」

「……ふうん」

「お前のたまごサンド毎日食べられたらオレ幸せ」

「……」

「絶対飽きないよ。それくらい大好き」

「……」

「毎朝食べたいな、お前のたまごサンド」

「……まあ、そこまで言うなら、作ってやってもいい……」

「ほんと?嬉しい!ありがとう、<俺>。大好き」

「……ふん////」

(あー、<俺>ってちょろいなー)


▲ up

一生やってろ 2012.09.21


「……なんかさぁ」

「んー」

「お前のこの姿、会社の人が見たらどう思うんだろうな」

「んー」

「会社ではクールなデキる男ぶってるくせに、家では体丸めてくっついて膝枕してもらって撫でてもらってって」

「んー」

「甘えっぷりが加速してない?お前」

「んー」

「恥も外聞もないって感じ。あ、どっちも元々ないか」

「んー」

「聞いてる?」

「んー」

「もう」

「にゃー」

「なに、猫ごっこ気に入ったのかよ」

「にゃー」

「あーもーちょっとー、重いってー」

「ぐるにゃー」

「うはは、くすぐったいって」

「ぷるるるー」

「やっ、もう。猫はそんなことしーなーいー」

「くるるん」

「甘ったれ」

「にゃーうん」

「んもう、やめろってばぁv」

「まーおん」

「んっvこらvvだめだってぇvvvv」

「あおーん」

「ふふふvvvんもうvvv<俺>ったらぁvvvvv」


▲ up

鬼畜淫乱 2012.09.20


「あっ、あっ、いいっ!いいっ!ん、もっとぉ」

「っ、くっ……(必死)」

「ああっ!すごいっ。<俺>、もっと、もっと」

「うっ、あっ……(すごく必死)」

「んっ、やっ、ねえ、もっと、もっとしてっ」

「んく、うあっ……(結構かなり必死)」

「ふああっ、いいっ、そこっ!もっと、それ、もっと強くぅ」

「ううっ、んんっ……!(すんごい超必死)」

「やぁ、だめ、まだっ、もっと、<俺>ぇ、もっとぉ!」

「んんんっ……っ!!!(なんかもう必死すぎてもうもう必死)」

「もっと、もっと、もっとぉっ!!」

「…………っ(泣)」


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にゃんこプレイ 2012.09.16


「うっわー、かっわいいなぁぁぁ」

「でかい」

「いいなぁ。オレもおっきい猫飼いたいなぁ」

「はあ?」

「ここペット可だろ。お隣さん猫飼ってるみたいだし、うちも猫欲しい」

「はあ」

「重松死んでからなんにも飼ってないから寂しい」

「重松。いたな」

「お父さん泣くとこ見たのあの時が最初で最後だなー」

「高校生から飼ってたなら号泣もするさ」

「そこなんだよ。飼いたいけど別れが辛い」

「生きもの飼うってのはそれ込みだからな」

「だよなー。あー、でも猫欲しい」

「……」

「わー、この子かわいすぎ!」

「…………にゃー」

「ぼんぼりしっぽ!……って、え?」

「にゃー」

「えっ……」

「にゃー」

「いやいやいや。えぇぇえ?」

「にゃーにゃー」

「か、かわいくないから!」

「にゃー」

「身長180センチの猫とか怖いから!」

「ごろごろごろごろ」

「いやいやいやいや」

「ぐるぐるぐるごろごろごろ」

「……」

「ぐにゃー」

「かわいく、ない、から……」

「ぷるにゃん」

「かわ……」

「ぷるるー」

「か、かわい」

「うるるるーぷるるるー」

「なにこれかわいいっ……!」

「にゃー」

「おま、お前、猫になれるよ!猫だよ!かわいいよ!」

「にゃうん」

「かわっかわいっ!!オレこのドでかい猫飼う!一生飼う!」

「もみもみふみふみ」

「かわいいいいい!!!!」


 にゃー2
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肥ゆる秋 2012.09.16


「……この前から思ってたんだが」

「うん?」

「お前太ったな」

「ええっ!?うそっ!どこがっ」

「ここが」

「ぴゃっ!つ、つまむなよっ」

「だってほら」

「えー……別に普通じゃん」

「俺と比べてみろ」

「……!!なんか違う!」

「だろ」

「オレたぷたぷしてる!!」

「たぷたぷまではいかないが」

「なんで!?いつから!?」

「一週間前くらいから」

「なんで黙ってた!?」

「別に言うほどでもないから」

「ショック!なんで!?お前引き締まってるのに!」

「あれだ、あのメロンパン」

「メロンパン……」

「クリーム増量とかはしゃいでたろ。それじゃないか」

「えー……」

「俺とお前の違いって言ったら、それしかない」

「ひ、控えたほうがいいかな……」

「これ以上太りたくなければな」

「………………さよならメロンパン……」

「週一程度にしておけ」

「はぁ……。オレが太ってお前が変わんないって、外ではどうなってたんだろ」

「さあ。自分の腹の肉付きなんて、気にすることないからな」

「気にしてなかった……」

「腹だけでよかったな」

「よくないよ……。運動しなきゃ」

「運動ねぇ」

「今はオフィスワークばっかりだし、休みの日はほとんど家に引きこもりだろ。ふたりでいられなくなるのは……寂しい、けど、たまには外でジョギングとか、ジムに通ってみるとか」

「ふん。外に出なくても、いくらでも運動できる、だろっ」

「のわー!!そっ、そういうことじゃなくて!!!」

「そうか、運動不足か。そんなに足りなかったのか」

「バッカじゃないか!!お前の頭の中それしかないのかよ!」

「うん」

「うんて!!」

「俺が動くばかりだからお前が太るんじゃないか?じゃあ今日は、この腹の肉を落とすために、お前がしっかり動かないと」

「や、やだっ」

「たーっぷり、運動させてやる」

「ああもうなんだこのいつものパターン……や、ああっ」


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だって12歳 2012.09.13


「お待たせー。食べよう」

「ん。いただきます」

「いただきます」

「……」

「おいしい?」

「ん」

「よかった。お前、ハンバーグだと嬉しそうだよな」

「……別に」

「表情は変えないようにしてるけどさ、なんか目がきらきらしてるんだよ」

「……そんなことはない」

「あと、オムライスとか、からあげの時も同じ目してる」

「……」

「ナポリタンの時も」

「……」

「グラタンとかも」

「……」

「……プリンでも買ってこよっか?」

「だまれ」

「お前かわいいなぁ」

「……」

「ふふふ」

「……」

「わー!ごめんごめんごめんごめんごめーーーん!!!!」


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尻の下の眼鏡 2012.09.13


「おーれおーれおれ眼鏡の子ー♪」

「……」

「みすたーあぁるに渡されたー♪」

「……」

「でーれでーれでれでれ眼鏡ー♪」

「……」

「鬼畜な♪王とは♪名ばかーりー♪」

「……」

「わー!ごめんごめんごめんごめんごめーーーん!!!!」


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とある日常の普通の会話 2012.09.12


「<俺>っ」

「んー」

「分裂しよう!」

「……は?」

「ん!」

「んん?んー、ボーノレ卜゛つめ替えおひとり様一個限り150円?」

「オレ一個、お前一個。二個ゲットだぜ!!」

「はあ」

「超破格値じゃない?」

「どうせ先着何個だろ」

「おひとり様一個ってしか書いてないよ」

「俺たちは『おひとり様』じゃないのか?」

「体がふたつあればおふたり様だよ!」

「都合がいいことで。明日だけだろ」

「うん」

「じゃあ買いに行く頃には品切れだ」

「やっぱそっかなー。あー、これ買うために遅刻したい」

「馬鹿か」

「一応明日帰り寄ってみろよ?それか帰る時眼鏡外すか」

「はいはい」

「シャンプー買い置きってあったっけ?」

「さあ」

「ないはず……。シャンプーもだな。あとないものー、ないものー」

「忘れるから買うもの書いとけ」

「ないもの~」


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gkbr 2012.09.12


「<俺>っ、<俺>っ」

「んっ、ふ……」

「あっ、あっ、きもち、いいっ?」

「ああ。すごい」

「んっ、は、あっ、<俺>」

「くっ。どう、した?」

「オレも……」

「っ!……おい?」

「オレも、お前の中、入りたい」

「!!??何を、言って」

「だって、オレの中、すごい気持ちいいんだろ?同じ体なら、お前の中も……」

「い、言ってる、意味が、わから、ない、ぞ」

「オレも、そんな気持ちいいの体験したい。お前をもっと、気持ちよくしてやりたい」

「そ、その気持ちは嬉しい。だがそうなると、俺たちが各々であるというアイデンティティの尊厳が崩壊し、俺たちが俺たちたる……」

「なにそれ。なあ、オレにもこの中、入れさせて?」

「待て。落ち着け。落ち着け<オレ>」

「大丈夫。オレ、いっつもすっごく気持ちいいから。お前もすぐに、すっごく気持ちよくなるよ」

「待て。離せっ。落ち着けっ!」

「大好きだよ、<俺>」

「待てっ!おい、おい、やめろっ!やめろーーーっっ!!」



「<俺>っ!!」

「はっ!!!!!」

「<俺>、大丈夫か?」

「はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。はぁ……は?は???」

「すっごいうなされてたぞ。怖い夢でも見た?」

「ゆ、ゆめ?」

「離せ、とか、やめろ、とか言ってたぞ」

「ゆめ……」

「<俺>?大丈夫?」

「夢……」

「お前がそんなになるなんて、よっぽど怖い夢だったんだな」

「怖い、夢……」

「よしよし、もう大丈夫だからな」

「…………<オレ>」

「ん?なぁに?」

「覚悟しろ」

「えええええ???なんでなんでなんでなんで?あっ、ちょ、っと、あっ、あああっ!」


(地雷だったらすみませんー!)
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あるある 2012.09.08


「ジャック!しっかりするんだジャック!!」

「……」

「気を確かに持て!オレの声が聞こえるかジャック!」

「……」

「ジャック!ジャック!お前はこんなところで終わる男じゃないだろう!」

「……」

「ジャック!頼むっ、答えてくれっ……!」

「……」

「ジャ、ジャック!ジャック!そうだ!いいぞ!」

「……」

「ジャック!そうだ!まだまだお前はこれからなんだ!」

「……」

「ジャック!ジャック!いいぞ!ジャック!」

「……」

「ジャックーー!!!」

「人のちんこで遊ぶな」


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充電 2012.09.02


「<オレ>」

「んー?」

「充電」

「ん?携帯?朝充電したばっかだよ」

「違う」

「?」

「充電」

「??……あ。はい、どうぞ」

「ん」

「いっつも強引なくせに、なんでたまに恐る恐るなのお前」

「……」

「ああはいすいません余計なこと言いました」

「……」

「よしよし」

「……」

「んー、<俺>ー、大好きー」

「……」

「ぎゅーっ」

「……」

「ちゅー」

「……」

「<俺>ーvvv」

「……過充電」

「え?あっ、ちょ」

「過充電による膨張」

「バっ、おま、バっ」

「液漏れ」

「バカっ、バカっ、お前すごくバカっ!あ、ああっ!」


 ネタ被り!というか眼鏡Ver.
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お約束 2012.09.01


「あ、またナス残してる」

「残してない」

「残してるだろ」

「残してない」

「じゃあ食べろよ」

「お前に取っておいてやったんだ」

「はあ?もう、なんでナス嫌いなんだよ」

「嫌いじゃない」

「じゃあ食べろって」

「ナスなんか食べなくても死なない」

「食べても死なないよ」

「死ぬ」

「ぶっ。分かった分かった、死ぬなら仕方ない。いいよ食べなくて」

「あー」

「はいはいありがとう。あー」

「うまいか」

「おいしいよ。オレはナス好きだし」

「そうだな。なんたってお前は毎晩のように俺の長ナスを……」

(  ̄_ゝ ̄)

(□-□`)


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ふたりのせかい 2012.08.29


「お前はっ」

「あ、ああっ!ごめ、ごめん」

「俺は何度言ってる?どうしてそうなんだ?」

「ごめ、あ、だっ、て」

「だって?だってなんだ。カニが?だってカニがあるって言うから?」

「んんっ!ごめ、あ、あ、ゆるし……」

「そんなにカニが好きか。カニか。カニか?御堂が好きなんじゃないか?」

「!!」

「そうだろ、お前は御堂が、っ!」

「なんで、そんなこと、言うんだよ」

「オ、<オレ>……」

「オレ、お前の、お、お前のことしか見てないのに、なんでそんな」

「<オレ>。いや」

「お前のことが大好きだっていっつも言ってるのに、そんなに信じられないのかよ」

「違う。違う。いや、あー……いや」

「こんなに好きなのに。お前だけなのに。なのにっ」

「悪かった。信じてないんじゃない。違う。悪かった」

「もういい」

「オ、<オレ>……悪い。ごめん」

「いい。あっち行け」

「ごめん。違う。ひどいこと言った。ごめん」

「うるさい」

「<オレ>。悪かった。悪かった」

「……好きって言ってるのに」

「うん」

「お前のことだけ好きなのに」

「うん。ごめん」

「好きなのにっ」

「ごめん」

「うー」

「泣くな。俺のせいで泣くな。ごめん」

「バカっ」

「ああ、馬鹿だ。俺は馬鹿だ」

「バカ眼鏡っ」

「ああ、眼鏡だ」

「う、う」

「こっち向いて?」

「やだ」

「<オレ>?」

「やだ」

「<オレ>……」

「っ……」

「<オレ>」

「……好きって」

「ん?」

「好きって言えよ」

「ん。愛してる」

「……」

「<オレ>。ごめん」

「……うん」

「好きだ。愛してる」

「うん」

「許してくれるか?」

「……うん」

「愛してる」

「ん、ん、ふ」

「ごめん」

「……オレも、ごめん。痛かったよな」

「大丈夫」

「ごめん」

「いいから」

「んー」

「愛してる」

「……続き」

「ん?」

「つづき」

「ああ、俺でいっぱいにしてやる」

「そんなのもう、とっくになってる……」

「っ、<オレ>っ」

「あっ!<俺>ぇっ」


 これ のその後
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かまえ 2012.08.28


「わっ!ちょっともー」

「……」

「ちょっとー、読んでるんだけど」

「……」

「新聞臭くなるぞ」

「……」

「インク付くぞ」

「……」

「包んじゃうぞ」

「……」

「<俺>の新聞紙包み旬の眼鏡と共にでございます」

「……」

「もー、どけよー」

「……」

「くすぐるぞ」

「……」

「眼鏡取っちゃうぞ」

「……」

「……ちゅーするぞ」

「……」

「……」

「……もっとしろ」

「もう……バカ」


▲ up

AM04:XX 2012.08.24


(ん……喉渇いた……)

「んー」

「水取りに行くだけだから」

「ん……」



「お前も飲む?」

「ん」

「……もういい?」

「ん」

「起こしてごめん」

「ん」

「こら。寝るから」

「ん」

「んー」

「……」

「はいはいよしよし」

「……」

「もう一回?ん」

「ん」

「すぐ朝だから。もう少しおやすみ、<俺>」


▲ up

バナナはモモに入りますか 2012.08.24


「はいはいお楽しみ!」

「ん。こんなもんか」

「うん。切ると案外少なく感じるよな。いただきます!」

「いただきます」

「……」

「……」

「ぅおいしいいい!!」

「うまい」

「あまーい!ジューシー!」

「さすが一個千円」

「いやーたまにはこんな贅沢もしないと」

「千円でこれじゃ、隣にあったやつはもっとうまいのか」

「二千五百円のやつ?あー、あっち一個買って半分こでもよかったかな」

「でかかったしな」

「そっかー。失敗したー」

「今度はそれ買うぞ」

「なに言ってるんだよとは言えないのが辛い」

「少し硬いのがいいな」

「うん。熟してるより硬めのほうが好き」

「ごちそうさま」

「はやっ!あっという間に」

「……もうひと切れ」

「えー。もー仕方ないな。あー」

「あー」

「そんなに桃好きなんだ」

「ああ。好きだ」

「まあオレも好きだけどさ」

「いや、俺のほうがより好きだ。桃は」

「なにそれ?」

「俺は桃がものすごく好きだってことだ」

「はあ。なんかよく分かんないけど。ふー、ごちそうさまー。おいしかったー」

「さて」

「ん?ってうわっ!どこ触ってっ!」

「今言っただろ」

「は?」

「俺は桃がものすごく好きだって」

「……」

「なんだその不細工な顔は」

「いやもうなんて言ったらいいのか……」

「ふん。ほうら、お前は桃より、バナナのほうが好きだろう?」

「……」

「……哀れむ目で見るな」


▲ up

もぐもぐ 2012.08.22


「……」

「肩食べるなよ」

「……」

「ふははっ。首食べるなって」

「……」

「もう。髪食べるな」

「……」

「んっ。耳、食べるなよ……」

「……」

「指も食べるな」

「……」

「ほっぺたもだめ」

「……」

「ん、ん」

「……」

「ふあ。……くちは、食べていい」

「っ」

「んっ、んー//////」


▲ up

気が気じゃない~ふりまくエロモン~ 2012.08.17


「ああ、ヘアピン、新しいやつですよね。ピンクかわいいです。え?分かりますよー。いっつも見てますから(にこ)」

(ちっ、こいつはっ……)

 ∞ ∞ ∞

「昨日いただいた資料、すごく分かりやすかったです。勉強になります(にこっ)」

(くっ……)

 ∞ ∞ ∞

「わあ、嬉しい!ありがとうございます!(にこにこ)」

(まったくっ……)

 ∞ ∞ ∞

「女性層だけでなく、男性層も取り込めたのは大きいです。この状態を維持するために、老若男女幅広い層に支持される新たなフレーバー開発が重要です(きりっ)」

(あーあ……)

 ∞ ∞ ∞

「手伝いますよ。そんな、いいんです。いつも万全に準備してもらって、助かってます。ありがとうございます(ふにゃっ)」

(うう……)

 ∞ ∞ ∞

「少し休憩しよっ。お昼も食べてないだろ?紅茶派だよな。少し休んで、もうひと息、一緒にがんばろ(ほわっ)」

(はぁ……)

 ∞ ∞ ∞

「えっ、ご自宅、ですか?そんな、ご迷惑ですし」

(おい)

「イカですかっ。いやでも……」

(お、い)

「ウニまでっ。そ、え、でも」

(お、いっ)

「は、花咲ガニっ!オ、オレ、あの、そんな」

(おいぃ)

「じゃ、じゃあ、少しっだけっならっ……!」

(おいいいい!!お前ええええ!!!!!)


 オチ(?)
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もえ 2012.08.16


「あっあ、<俺>ぇ……」

「……なあ」

「んっ、ん?」

「シャツ、裾持て」

「ん?」

「俺のじゃなくて。お前の」

「ん」

「両手で」

「?」

「捲れ」

「ん?」

「捲れ」

「??」

「もっと。顎まで」

「んん??」

「乳首見えるように」

「あっ。な??」

「こっち見ろ」

「な、なに」

「上目遣いで」

「は?」

「上目遣いで」

「????」

「…………いい」

「はあ?????」


▲ up

ふたたび 2012.08.15


「克哉くん」

「……は?」

「オレのアイスがありません」

「……はあ」

「お風呂に入る前は確かに冷凍庫に入っていたオレのアイスがお風呂から上がってきたらありません」

「それは大変」

「そしてゴミ箱の中からこんなものを見つけました」

「ほう」

「中身はどこに行ってしまったんでしょうか」

「うーん、どうしたんだろうな」

「中身はどこに行ってしまったんでしょうか」

「ああ、修行に出たんだ、きっと」

「なんの修行ですか」

「よりおいしくなるための」

「では修行を終えたら帰ってきますか」

「ん?んー。くるくる」

「それはいつですか」

「明日の夜とか」

「……」

「あー、昼とか?」

「……」

「朝とか?」

「い!ま!だ!今!今すぐ!今すぐ買いに行け!!」

「分かった分かった。俺が悪かった」

「お前は!断るならまだしもいつもいつもこそこそこそこそ!」

「もうしません」

「この口はなんですか?飾りですか?食べてもいいですかとたったひとこと言えないんですか?」

「たえておいいでふか」

「た!べ!る!ま!え!に!!」

「ふいあへんでひた」


 にどあることはさんどある
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コロコロプレイ 2012.08.12


「お前コロコロかけるの好きだよな」

「別に」

「好きだって。なんか気付くとコロコロしてるじゃん」

「ふうん」

「ふうんて」

「駄目なのか?」

「いや、きれいになるからいいけど」

「ふうん」

「オレにかけるなよ」

「ふうん」

「おい」

「ふうん」

「ちょ、っと、いいから」

「ふうん」

「お、いっ!やめろって」

「ふうん」

「んっ、あ、そん、な、とこっ」

「そうだな」

「はっ?」

「俺はコロコロをかけるのが好きだ」

「バッカじゃっ……あっ、やっ」

「んー?きれいにしてやってるだけなのになんだ?これは」

「も、やだっ、この、エロバカ眼鏡っ」


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おっき 2012.08.09


「あっ、ん、もう……だめだって」

「んー?」

「や、だめ」

「だめ?」

「起きないと、ん、遅刻」

「ん。もう起きた」

「あっ、ちがっ、も、ばかっ」

「早起き」

「ばか、ばか、お前、ばか」

「あー、起きたから起きられない」

「おやじっ、ばかっ、や、も、やぁっ」


▲ up

すき 2012.08.08


「うっわー懐かしー。これ好きだったなー」

「なんとかソードとかあったろ」

「あはは、あったあった。買ってもらった」

「で、すぐ壊した」

「そうそう、折れちゃって、ガムテープでくっつけたんだ」

「最後はガムテープだらけで悲惨だったな」

「いやー、あそこまで遊んだらおもちゃ冥利に尽きる……わ、これ!これすごい好きだった!」

「興奮しすぎだ」

「だってすっごい好きだったじゃん。大きくなったらこれになりたかった」

「今はしがないサラリーマンだが」

「そういうこと言うなって。あー、これも好きだったー」

「……」

「ヒーローものとか戦隊もの大好きだったんだなーオレたちって。おお、これも好き」

「……好き?」

「ん?うん、好きだったよ、な?」

「……好き?」

「……す、好き?」

「好き?」

「……す、き」

「好き?」

「好き」

「好き?」

「ん、ん……好き」

「好き?」

「んー、ふ……すき」

「ん」

「ん……はぁ……すき。だいすき」


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お前が言うから 2012.08.04


「お前最近その眼鏡ばっかりだよな」

「……ああ」

「この前まで日替わりかってくらい変えてたのに」

「なんか文句あるのか」

「いやないけどさ。あんなに変えてたのにどうしたのかと思って」

「……」

「……」

「なんだ。鬱陶しい」

「もしかして、オレがその眼鏡好きって言ったから?」

「……はあ?」

「オレがその眼鏡一番好きって言ったから、そればっかなのか?」

「……」

「なあ、そうなのか?」

「…………はあ?」

「そうなんだ。オレが好きって言ったから、最近ずっとそれなんだ」

「……」

「なあ、そうだよな?オレが言ったから」

「……」

「なあ。なあ、ねえ、ねえ<俺>」

「……」

「<俺>?ねえ、<俺>。お、んっ。んー、んーっvvv」


 言うから
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世代 2012.08.02


「2525じまがぁありまして~♪」

「……」

「2525なかまがいるんです~♪」

「……」

「じゃじゃ○~♪ぴっこ□~♪」

「ぽー□りー」

「とっきどーきあっちむいてっ♪っぷ~ん♪」


▲ up

いわゆるひとつのつんでれ 2012.08.01


「おいっ、<俺>っ」

「んー」

「ちょっとっ」

「なんだ。な。おい」

「だっこしろよっ」

「……はいはい」

「ぎゅってしろよっ」

「はいはい」

「もっとっ」

「はいはい」

「撫でろよっ」

「はいはい」

「ぎゅってしながら撫でろよっ」

「はいはい。なんでお前は毎回怒りながら甘えるんだ」

「うるさいっ。黙って撫でてろよっ」

「はいはい失礼しました」

「……」

「ご満足ですか?」

「……ちゅーしろよっ」

「はいはい仰せのままに、我が王」


(キャラ崩壊するにもほどがあるってくらいキャラ崩壊ですみません)
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呼んだだけ 2012.08.01


「克哉」

「……えっ?」

「克哉」

「えっ、なになになになに」

「克哉」

「いやいや、えっ?え?なに、どうしたんだよ」

「克哉」

「え、え、なんか怖いんですけど」

「克哉」

「……<俺>?だいじょう、ぶ?」

「克哉」

「……」

「克哉」

「は、はい」

「克哉」

「……はい」

「克哉」

「……」

「克哉」

「か、かつ、や」

「克哉」

「……克哉」

「克哉」

「克哉」

「克哉」

「克哉」

「克哉」

「かつ……ってなにこれ」


▲ up

寒い 2012.07.29


「寒い!」

「ああ?」

「今何度……二十六度!?寒い!」

「あっ、何してる!」

「寒いよ!二十九度でいいよ!」

「ちっ」

「あっ、ちょ、返せ!下げるな!」

「二十九度なんて暑すぎる」

「ちょうどいいって。節電節電」

「あ、つ、い」

「せめて二十八にしろ」

「い、や、だ」

「寒いってー」

「ふん。じゃあこうすれば……」

「わーっ!」

「寒くないだろ」

「そうくると思った!あっ、もうやめ、やっ、あっ……アッー!」


▲ up

暑い 2012.07.29


「暑い……」

「言うな。分かってる」

「暑い……」

「言うな」

「暑い……」

「黙れ」

「暑い……」

「うるさい」

「暑い……」

「お前……」

「あつ……んっ、んんんっvv」


▲ up

凶悪 2012.07.28


「なあ、<俺>」

「んー。あ、おい」

「こんなの読んでないでさ」

「おい、放るな」

「早く」

「……おい?」

「ふふ……えっちしよ?」

「…………おい?」

「ん、はやく。も、オレ我慢できない」

「ちょ、おい、おい!お前、おかしいぞ」

「なにが?おかしくないよ。オレ、早くお前が欲しいんだ」

「おかしいだろ。なんだその目は。あ、こら、まっ、んっ」

「んー」

「んんっ、んー!んーーー!!」

「んーっ。ぷはっ。ふふ、<俺>……」

「おい、なんでお前の口から柘榴の味がするんだ。何食べた。何飲んだ。何をした!」

「なあに?なんにもしてないよ?」

「あ!あれか、あのカップか。なんだ、ゼリーか?ゼリーだな」

「そんなのどうでもいいから。早く、これ、オレの中に入れて?……ね?」

「うっ。……お前、後悔しても知らないからな。覚悟しろ」







「っ、あ、やめ、ろ」

「やめて、いいの?まだ、こんな……」

「くっ」

「ああっ!はぁっ。すごい、<俺>。もっと……」

「お前っ、今後一切、うあっ、赤いものは口にするな!」


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よくぼうがんぼう 2012.07.23


(今日は縛りたい)

(はあ!?お前会議中になに言ってるんだよ!!)

(目隠しもいいな。縛って目隠しか。どうだ?)

(どうだってなんだよ!おかしいんじゃないか!?おm)

(久々だな、縛りも目隠しも)

(オレの話聞け!って聞こえるわけないんだけど。あー切実に意思疎通したい。ほんとしたい)

(ローションもどっぷり使って、ぐっちゃぐちゃのどっろどろにしたい)

(うるさいうるさいうるさい!会議に集中しろ!)

「……なんだが、佐伯くんはどう考える?」

(あ、ほら、振られたぞ。お前ちゃんと話聞いて……)

「はい。あくまで個人的見解ですが……」

(るし……。お前の思考回路はどうなってるんだ)

「……という戦略が最も有効でしょう」

「なるほど。さすが佐伯くんだ、大変参考になるよ」

「恐れ入ります大隈専務」

(うう、頭の中じゃエッロエロなこと考えてるくせに、表面上はそんなかっこいいとかって詐欺。詐欺詐欺)

(で、続きだが……)

(うるさい黙れエロ眼鏡!)


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キスガスキ 2012.07.20


「んっ、あ、あっ、いいっ」

「ここは?」

「あっ、や、そこ、いい」

「こっち、は?」

「ああっ!ん、ん、すご、きもち、いいよぉ……」

「ん」

「ん、んう、んんっ、んー」

「どこが一番いい?」

「あ、あ」

「ここ?」

「ふあっ」

「こう?」

「やっ」

「一番いいとこ、もっと気持ちよくしてやる」

「いちばん……」

「どこ?」

「ん……」


 ちゅっ


「ここ……」

「っ!」

「んーっ、んんんっvんぁvvんんんーーーvvvv」


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終わりたくない 2012.07.16


「あー連休終わっちゃう」

「明日はお前だぞ。シカゴ本社とウェブ会議だからな。ちゃんとやれよ」

「分かってるよ。でも気合入んないなー」

「情けない。だらしない」

「うう。お前はワーカホリックだから、早く仕事したくて仕方ないかもしんないけど」

「まあな」

「じゃあお前が表で」

「それとこれとは話が別だ。甘えるな」

「冗談だって、睨むなよ」

「まったく」

「だるー」

「ふう。じゃあ、気合入れてやろうか」

「んー?なにビンタでもすんの?やだよ」

「するか。俺が入れる気合って言ったら、当然……」

「えっ、なっ、わーっ!」

「これしかないだろう」

「バッカじゃないかお前!ほんとバッカじゃないか!?」

「だまれ」

「んっ、んー、んーっ」

「たーっぷり、気合入れてやるぞ」

「や、あ、休み、中、散々、んっ、したじゃないか」

「足りないからだるいんだろ?」

「ちがっ。もう、ほんとお前、あっ、バカ」

「半身を気遣う優しい俺がせっかく気合入れてやるんだから、しっかり働けよ」

「いやむしろ入れたほうが入んな……あ、ああっ」


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お前のものは俺のもの 2012.07.15


「アイスアイス~♪アイ……あー!お、<俺>ー!オレのアイス……って今まさに食べてるー!」

「うーはい。はへふは」

「はあ!?」

「うるさい。叫ぶな」

「オレのアイス食べるな!いや、食べてもいいけど断れ!」

「お前のアイス食べてもいいか」

「た!べ!る!ま!え!に!」

「うーはい」

「あー、もうちょっとしかないじゃないかー」

「気付くのが遅いお前が悪い」

「お前―!そうか、さっきなーんかこそこそ寝室に持ってったと思ったらこれか!」

「こえうあいあ」

「はあ!?」

「これうまいな」

「もおおおお!」

「お前これのグレープフルーツよく買ってるが、グレープフルーツもうまいのか」

「え、うん。オレはグレープフルーツのほうが好きだけど」

「あとで買いに行くぞ」

「おま……。はー。人の無断で取っといてハマるなよ」

「うまい」

「全くもー。オレが食べてると、ガキかとか言ってたくせに」

「じゃあ俺もガキでいい」

「そうですね。間違いなくそうですね」

「最後のひと口はやるよ。ほら、あ」

「っていうかオレのだし。もう。あー」

「……」

「そのままスプーン舐めるな変態」


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こぶたぬきつねこ 2012.07.15


「よくぼう」

「うま」

「まぐわい」

「いんぐらんど」

「どちょう」

「うし」

「しぶき」

「きずな」

「なま」

「まちがいさがし」

「しごく」

「くび」

「びんかんなからだ」

「えーちょっとそれずるい。だ、だ?だー、だいいんぐめっせーじ」

「じい」

「いずのおどりこ」

「こんなになってるぞ」

「それもずるい。ぞ、ぞんび」

「びんかんなおまえ」

「だからずるいって。えいが」

「がちがち」

「ちこく」

「くるう」

「うみなり」

「りっぱなもの」

「のり」

「りっぱなそれ」

「ずるーい。れいじょう」

「うまれたままのすがた」

「たんぼ」

「ぼっき」

「きいろ」

「ろうそく」

「くげ」

「げひんなことば」

「ば!か!」

「かいらく」

「くやしなき」

「きす」

「すいかずら」

「らんぼうにする」

「る、る、るるどのいずみ」

「みだら」

「らー、らんどまーくたわー」

「わ?あ?」

「んー、あ」

「あまいといき」

「き、き、きじょうい」

「えっ」

「えっ」


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白熱 2012.07.13


「はっ……!」

「くっ!」

「あっ、だめ、そこっ!」

「これなら、どうだ……っ?」

「やぁっ、だめ、ずるいぃ」

「ふん。やっぱりお前は、ここが弱いな」

「あ、も、それだめだってばぁ……」

「ほら、もう限界だろ?」

「ん、いやだ、まだ」

「認めろ、よっ!」

「あああ!だめえ!」

「くっ!」

「やあああっ!」








「あーあ、また負けたー」

「ふん、弱いな」

「お前あんなの反則だぞ。今度あの技なしな」

「まだやるのか」

「当然!オレが勝つまでやるんだ!」

「じゃあ、ずっとこのゲームすることになるな、ピーチ姫」

「うー、くそお、クッパめぇ」


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あるいつもの日 2012.07.12


「……ということで、購買層としては、十代後半から二十代の若い世代の女性をメインターゲットととし、デザインもその世代の女性が……」

(あー、<俺>、かっこいいなー)

 ∞ ∞ ∞

「いつもそう仰いますが、その程度の開発資材で本当にいい商品を生み出せるのだとしたら、不勉強で至らない私に是非ともご提示いただきたいですね」

(そんな言い方しなくてもいいだろ!……でも<俺>、かっこいいなー)

 ∞ ∞ ∞

「(英語)」

(はー、<俺>、かっこいいなー)

 ∞ ∞ ∞

「(カチャカチャカチャ…ッターン!)」

(もー、<俺>、かっこいいなー)

 ∞ ∞ ∞

「御堂部長。申し訳ありませんが、家で ひ と り き り になりたいんで、早く帰りたいんです」

(そんな言い方しなくてもいいだろ!……でも、<俺>/////)

 ∞ ∞ ∞

「ただいま」

「ただいま……」

「なんだ、変な顔して」

「別に……」

「ん?」

「っ(あああああ<俺>ー!かっこいいよおおおお!!!)」


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あるいつもの夜 2012.07.12


「にゃーにゃーにゃにゃーにゃにゃー♪にゃにゃ……なに?」

「……」

「あとお米研いだら終わるよ?」

「……」

「なに、どうし、んっ」

「……」

「ん、ん」

「……」

「ん、ふ。は……どう、したんだよ」

「……」

「<俺>?あ、もう、なに」

「……」

「なに、甘え気分?」

「……」

「ふふ、お前って、時々すごくかわいいよな」

「……」

「あ、ごめ、ごめん。うはは、ごめんって」

「……」

「もう。……大好きだよ、<俺>」


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あるいつもの朝 2012.07.12


「うーん」

「なんだ、とうとう自分自身の顔にも見惚れるようになったのか」

「ち!が!う!ヒゲだよヒゲ」

「ヒゲ?」

「もう二日剃ってないのに、全然生えてこない……」

「楽でいいだろ」

「いいけどさ……。でもさ、男らしく無精ヒゲなんか生やしてみたいとか思わない?」

「思わない」

「えー」

「そういえば、お前は体毛に対して若干コンプレックスを抱いてるところがあるな」

「だって、結構からかわれたりしたし……。なんでオレ達ってこんな体毛薄いの?」

「知るか。薄くて困ることなんてないんだから、そんなくだらないこと気にするな」

「すね毛もじゃもじゃとかなってみたかった」

「本気で言ってるのか?」

「蟻とか作ってみたかった」

「馬鹿か」

「生えてても色素薄いから、いまいちわかりにくいし。もっともっさーふっさーになりたい」

「俺はごめんだ」

「男を主張したいな。そうそう、こう、オレは男だぜ!みたいな」

「……男を、ねぇ」

「一番分かりやすいじゃん、ヒゲとか体毛。それでもっとワイルドな感じ……ってわー!な、何す」

「一番分かりやすい『男』はここじゃないか?」

「いやいやいやいやそういう意味じゃなくて!っ、バ、ちょ、離し、て」

「ああ、ここも薄いって、合宿の時なんか散々からかわれたな」

「ちょ、ちょ、ほんと、やめて、ん、や」

「ほら、主張してきたぞ、『男』」

「や、バ、カ。も、時間、ないから」

「ん?……あと三十分はいける」

「バカ、バカ、ん、やだ、やっ」

「ずいぶんワイルドになったぞ、<オレ>」

「バカバカバカ、ん、バカ、や、あ……やあっ」